緊張型頭痛の治療方針
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緊張型頭痛の原因である精神的ストレスや肉体的ストレスを解消することがこの頭痛の治療となります。緊張型頭痛の原因となっているストレスが自分でも分かってきたら、痛みが軽い内に治してしまいましょう。
治療方法には、ストレス自体を除去したり、それができないならストレスを制御する方法と、健康機器の活用、薬物療法などがあります。
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ストレスの制御
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精神的ストレスは不安や心配事から起こりますし、肉体的ストレスは忙しい仕事などから起こりますから、なかなかストレス自体を無くすことは難しいです。しかし、緊張型頭痛を引き起こしている精神的・肉体的ストレスに気づかない人も多くいるのです。先ず、ストレスに気づくことが大切です。
ストレスに気づいても、それを簡単には取り去ることはできません。そこで、大切なのは、ストレスをうまく発散させる方法を見つけることになります。
最近、定年退職した夫がいつも家にいることがストレスで頭痛が止まらないという熟年主婦が沢山います。自分の家なんだから「家に居てどこが悪い」と旦那は言います。そこで、こんな話を聞きました。賢い奥さんは毎週一日だけ美味しい弁当を作ってやり、旦那を囲碁教室に送りだしてしまうというのです。ストレスは、考え方でうまく軽減したりなくしたりできるのです。
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健康機器の活用
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自宅や職場での不自然な姿勢が原因かも知れないと感じたら、同じ姿勢を長時間続けないよう、ときどきブレークタイムを取りましょう。午前に一回、午後に一回コーヒーなどを飲むのが効果的です。
意外と効果のあるのが、最近はやりの自動按摩機、マッサージ機です。これを使うと肩こりや首筋の痛み、脚のむくみとか全身の痛みや辛さが消えて癒されます。高価ですが、一家に一台あると最高に役にたちます。
身体的なストレスによる頭痛の場合は、自宅で無理なら、最近は大手のスーパーなどでリラックスコーナーとかカイロプラクティスとかいって、15分間くらいの手もみあんまをしてくれるところがあります。こういうところを利用するのもいいでしょう。
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薬物療法
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いろいろやってみたけど、どうしても緊張型頭痛がとれないというときの最後の頼みは、薬物療法となります。精神的ストレスによる頭痛には、軽い抗うつ薬や軽い抗不安薬が効果あります。でも、あまり回数が多いと依存性もあるので注意が必要です。くせになっても困りますから。
身体的なストレスによる頭痛の場合は、自宅で無理なら、最近は大手のスーパーなどでリラックスコーナーとかカイロプラクティスとかいって、15分間くらいの手もみあんまをしてくれるところがあります。こういうところを利用するのもいいでしょう。
身体的ストレスによる頭痛の改善には、筋肉をほぐし、血液循環を円滑にしてくれる筋弛緩薬や循環改善薬を一時的に使用すると効果があります。
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