アマゾン〔身体の病気〕◇がんの病気◇血液・造血器のがん(骨髄異形成症候群(MDS)) |
骨の中の骨髄中では、将来、全ての血液成分となるべき大元の「造血幹細胞」があります。 この幹細胞は、次々と分化して、赤血球や白血球、血小板などの元になる前駆細胞を経由しながら、正常な赤血球、白血球、血小板成分に成熟して、末梢血流中に出てゆきます。 |
〔骨髄異形成症候群〕は、この大元の造血幹細胞に原因不明な異常が起こり、骨髄内で正常な血液細胞を作れなくなる疾患です。 |
血液細胞の形態異常は、赤血球や白血球、血小板のどれか1系統だけに限らず、これらの全部あるいは2系統のいろいろな組み合わせで起こります。 |