〔通所リハビリテーション(デイケア)〕
デイケアとは、福祉・医療関係施設のサービスの一つで、通常、次の三つの種類に分けられています。 ・「老人デイケア」 ・「幼児デイケア」 ・「精神科デイケア」 |
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デイケアの最も基本的な考え方は、利用者同士が同じ場所で寛ぎ交流できることを特徴としていて、レクリエーションなどの活動を通じて人と接することで社会復帰できるようになることを目標としていることです。 デイケアの運営は、市区町村などにより異なりますが、通常、専用の送迎バスが利用できますので、詳細は所属する市区町村にご確認してください。 なお、市区町村によっては、夜間のサービスを行うところもあり、この場合のサービスは、「ナイトケア」と呼ばれています。 老人デイケアの場合、主に身体機能に何らかの障害があったり、認知症のあるお年寄りを日中にお預かりして、介護とともに医療的ケアを行います。 特に、認知症のあるお年寄りの入浴をさせたり、食事(昼食)を与えたりします。また、病気により不自由になった身体の機能回復を目指したリハビリテーションや、ボケ防止のためのレクリエーションなども行います。 精神障害者等に対して、昼間の一定期間、医師の指示及び十分な指導・監督のもとに集団精神療法、作業指導、レクリエーション活動、創作活動、生活指導、療養指導を行うのが精神科デイケアです。 精神科デイケアでは、精神科に通院しながら、精神障害の回復を目指す人が、仲間と同じ場所で活動することで、生活のリズムを整え、うまく人とつきあえるようになることを学びます。いろいろな創作活動や、レクリエーションを通じて、積極性や自主性を身につけることができるようになります。 何らかの障害を持つ子供や、急病の子供に対して両親が看病できないときなど、一時的に子供を預かって世話をしてくれるサービスをしてくれるのが、子供デイケアです。 |