〔脂質・脂肪酸とは〕 |
脂質は糖質と同様に体内でエネルギー源となる栄養素です。 |
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余剰の脂質は中性脂肪として蓄えられ、体力が消耗したときや急激にエネルギーが必要なときに消費されます。脂質は主に肉、魚、油脂などに多く含まれていて、人間の体が消費するエネルギーのうち、25%くらいは脂質から摂取するのが望ましいとされています。 |
〔脂質・脂肪酸とは〕 |
脂質は糖質と同様に体内でエネルギー源となる栄養素です。 |
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余剰の脂質は中性脂肪として蓄えられ、体力が消耗したときや急激にエネルギーが必要なときに消費されます。脂質は主に肉、魚、油脂などに多く含まれていて、人間の体が消費するエネルギーのうち、25%くらいは脂質から摂取するのが望ましいとされています。 |
◆〔脂質・脂肪酸〕についてご説明します。 |
脂質の種類 |
脂質は、1gあたりのエネルギーが 9kcal と高カロリーで、エネルギー源として使われます。脂質には、単純脂質と呼ばれるものと複合脂質および誘導脂質と呼ばれる3種類があります。 |
脂質の消化・吸収 |
食事で摂取される脂質の消化、吸収は蛋白質や糖質よりやや複雑です。脂質は食事によって人間の体に摂取されると、唾液のリパーゼで一部加水分解された後、胃に運ばれ乳化されます。脂質の大部分の吸収は小腸で行われます。脂肪分解酵素のリパーゼの作用で脂肪酸とグリセリンに加水分解され、吸収されます。その後、リンパ管を経由して肝臓に送られます。さらに血液に乗って脂肪細胞に運ばれます。 |
健康的な脂質の摂り方 |
健康な皮膚や頭髪は、脂質によって保たれています。1日の食事の総カロリーのうち、脂質は10~25%が理想です。油分が不足すると抜け毛やカサカサお肌の原因になったりします。女性の場合には、ホルモンのバランスが崩れ、生理不順や不妊症の危険性もあります。 |
脂肪酸の適量摂取 |
必須脂肪酸が欠乏すると、欠乏すると皮膚炎・腎障害・小腸繊毛の形成障害など 障害が起こります。逆に、摂取量が多すぎると、肥満を引き起こし、高脂血症・動脈硬化・糖尿病・高血圧など生活習慣病の原因となります。 |
コレステロール |
コレステロールが必要以上に多くなると、いろいろな問題が発生します。このため、コレステロールの摂取には注意が必要です。 |