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心の病気

ドーパミン


 「ドーパミン」は、「ノルアドレナリン」「アドレナリン」の前駆物質であり、「ドパミン」と表記されることもあります。

 ドーパミンは、脳を覚醒させたり、神経を興奮させたり、集中力を高めたり、快感や陶酔感、多幸感、ハイな感じなどを与えます。

 また、攻撃性、創造性、運動機能などを調節する作用や働きがあります。


 ドーパミンが不足すると、精神機能が低下して物事への関心が薄らいだり、運動機能の低下や性機能の低下が起こります。うつ病症状を呈したり、パーキンソン病特有な振戦(ふるえ)や筋固縮などの症状が現われます。

 逆にドーパミンが過剰になると、幻覚や幻聴、妄想などの症状が現われたり、統合失調症(精神分裂病)、不安障害などに似た症状が出てきます。

 アルコールやニコチンは、ドーパミンの産生を促進し、脳内でドーパミンが過剰な状態になります。ドーパミンによる快楽的情報は、受容体であるドーパミンレセプターから次の神経系に伝わるのですが、脳は快楽感が過剰に伝わらないようにレセプターの生産量を減少させるようにコントロールします。

 アルコールやニコチンの摂取を激しく続けると、脳は、ドーパミンが十分出ているのに欠乏状態だと誤認識して、もっとドーパミンを補充しようと、酒やタバコを繰り返す中毒状態になってしまいます。


ドーパミンの性質 ◆〔ドーパミン〕の性質や過不足時の影響などをご説明します。
ドーパミンの性質  人間には、快感神経系と呼ばれる神経路があり、この快感神経系のスイッチを入れるのが神経伝達物質のドーパミンです。

 人間はこの快楽神経系が適度に興奮すると、身体機能が活発になったり、集中力を高めたり、快感を感じて気分もハイになり、多幸感や陶酔感に浸るようになります。

 一方で、ドーパミンが不足するとパーキンソン病のような症状がでたり、過剰になると幻覚や幻聴などを症状が出現するようになります。

ドーパミンの性質、過不足時の影響
ドーパミンの性質  ドーパミンは、神経を興奮させ、脳の覚醒を促して楽しさや心地よさ、快感、ハイの感覚、陶酔感、多幸感などの感情を生み出す働きをします。また、ストレスを解消し、気分と意欲を高揚させ、集中力を高め創造性を発揮したり、攻撃性を強めたり、運動機能などを調節するような働きがあります。

ドーパミンの不足  ドーパミンが不足すると、パーキンソン病やうつ病症状を起こしやすくなります。

ドーパミンの過剰  ドーパミンが過剰になると、幻覚や幻聴、妄想、パラノイアなどといった〔統合失調症(精神分裂病)〕に似た症状や〔不安障害〕の症状を呈するようになります。

 更に、トゥレット症候群と呼ばれる、意識しないのに顔や頭が勝手に動いたり、のどを鳴らしたり、汚い言葉を発するなどの症状を呈したりもします。ときには、過食症を引き起こすこともあるとされます。