発酵という現象は、微生物がエネルギーを獲得する手段のひとつであり、酸素の存在下で行われる「好気性発酵」と酸素のない条件下で進行する「嫌気性発酵」とがあります。 好気性発酵には、酢をつくる酢酸発酵などがあり、嫌気性発酵には、アルコール発酵や乳酸発酵などがあります。これらの発酵により作られる食品群は発酵食品・醸造食品と呼ばれています。 日常生活で頻繁に使われる多くの食品は、このような微生物による発酵という現象を用いて作られています。 |
代表的な食品には、納豆、ヨーグルト、チーズ、鰹節、塩辛、メンマ、紅茶、烏龍茶、日本酒などの酒類、酢、漬物類のキムチ、ピクルス、アンチョビ、ナタ・デ・ココなど多数があります。 話が長くなってしまいましたが、発酵食品とは、これらの発酵などを応用してできる健康に良い食品のことを指しています。 尚、当サイトでは、酵素や酵母について更に詳しいページを「栄養成分」のカテゴリーでも掲載しておりますので、そちらも参考にしてください。 |