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〔アメーバ赤痢〕

概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 
この疾患の概要です

 〔アメーバ赤痢〕は、感染病法の五類感染症に指定された疾患であり、原虫の赤痢アメーバの経口感染により起こる消化器伝染病です。

 原虫は、赤痢アメ-バシスト(嚢子)に汚染された飲食物などを経口摂取することにより感染します。

 摂取されるとシストは胃経由で小腸に達し、そこで脱シストして栄養型となり、分裂増殖を繰り返し、大腸に到達します。


 栄養型原虫は、大腸粘膜面に潰瘍性病変を形成し、アメーバ性大腸炎を発症させます。

 赤痢アメーバは大腸に寄生し、糞便中にシストを排泄します。

 〔赤痢アメーバ〕の潜伏期間は、2~3週間から数か月、数年におよぶこともあるとされ、排便時の下腹部痛などを主症状とする〔赤痢アメーバ性大腸炎〕を発症します。

 粘血便、下痢、テネスムスなどの症状を伴います。

 一般に下痢症状は比較的緩やかで、粘血混じりの便が1日に2~3回程度のものから、テネスムスを伴い粘血便が1日に20回以上も出るものまであります。

 多くの場合、このような症状は慢性化し、数週間程度の周期で憎悪と寛解を繰り返します。

 アメーバ赤痢は、熱帯、亜熱帯を主体に世界各地で見られ、日本では開発途上国旅行者で発症することがあります。

 先進国では性感染症とされています。全世界のアメーバ赤痢での死者数は毎年4 ~7万人とされ、日本での発症数は年に100~400人程度です。

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