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〔カウンセリング系医療資格〕

 
 カウンセリング系医療資格は、医療関係の資格・試験の中でも心理的な問題を取り扱い、人々の悩み事に対してカウンセリング・ケアを行う資格です。

 ストレスの多い時代となり、心理的、精神的カウンセリングを必要とする人たちが増えています。


 学校や職場・医療施設・社会福祉施設などで、悩みや問題を持つ人に面接して相談相手になり、助言し、相談を受けるなどのことをします。

 生きがい系医療資格の種類には、下記の表のような数多くの資格があります。それぞれの資格には、国家試験などの試験があり、これに合格した者でなければ、それぞれの業務に就くことはできません。

生きがい系医療資格の種類
セルフ・カウンセリング検定 臨床心理士 学校心理士
思春期カウンセラー 産業カウンセラー シニア産業カウンセラー
ピアヘルパー 音楽療法士 カウンセリング実務士
心理ケア技能士 認定心理士

カウンセリング系医療資格 ◆〔カウンセリング系医療資格〕にはどんなものがあるかご紹介します。
カウンセリング系一覧
カウンセリング系の資格一覧
セルフ・カウンセリング検定  セルフ・カウンセリング検定は、渡辺康麿によって創案された「一人でできるカウンセリング」をいいます。

 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶ。セルフ・カウンセリング検定に合格したものが、これを修得した者として認められます。

臨床心理士  臨床心理士は、「カウンセラー」、「サイコセラピスト」とも呼ばれ、精神科医や神経科医と連携しながら、投薬に頼らず心の健康が損なわれた人の病状を改善する事を目的とする資格です。

 心理の分野の民間資格では最もステータスが高く、ニーズも高い資格です。最近では独立開業を目指して資格を取得する人が増えてきています。

学校心理士  学校心理士は、いじめや不登校等、問題に直面している子どものカウンセリングなどによる直接的援助、子どもを取り巻く保護者や教師、学校に対し「学校心理学」の専門的知識と技能をもって、心理教育援助サービスを行うことを目的とする資格です。

思春期カウンセラー  思春期カウンセラーは、不登校やひきこもりといった若者の心の問題に、精神医学や心理学の視点から接しケアを行います。

 また、10代から30代を中心に、対人関係や学校・職場になじめない苦しみを抱えている人のケア活動や、本人だけでなく、その家族や一般の人々を対象とした活動も行います。

産業カウンセラー  産業カウンセラーは、心理学的手法を用いて、働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるように援助することが主な目的とする資格です。リストラの中で苦しむ多くの人たちの良き理解者・援助者として活躍します。

シニア産業カウンセラー  シニア産業カウンセラーは、産業カウンセラーよりも、より実践力のある産業カウンセラーとして、勤労者の健全な生活の維持、向上及び産業社会の発展に寄与することを目的としています。

ピアヘルパー  ピアヘルパーは、青年や学生なら誰でも遭遇する問題の相談相手になったり、あるいはピアグループと呼ばれる各種サークルなどの世話役をつとめるのが主な仕事です。

 教師やホームヘルパーなど人間関係を主とする職業の分野で活躍します。学生でも取得できる特徴があります。

音楽療法士  音楽療法士は、音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用する者に与えられる資格です。

カウンセリング実務士  カウンセリング実務士は、ストレス社会のよきアドバイザーとしての資質を有し、社会生活の中の人間関係改善にかかわる知識ならびに技術を獲得した者に与える資格です。

心理ケア技能士  心理ケア技能士は、医師や臨床心理士の指導の下に心理相談などを行う者をいいます。日本心理ケア協会が規定する資格で、そのレベルに応じて1~3級の検定制度が設けられています。

認定心理士  認定心理士は、心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得している者に与えられる資格です。日本心理学会が認定する制度のひとつです。