〔アーティチョーク〕

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（出典：フリー百科事典「ウィキペディア」）　

　アーティチョークは、キク科チョウセンアザミ属の多年草で、日本では「朝鮮薊（ちょうせんあざみ）」とも呼ばれています。アーティチョークは、江戸時代になってオランダから渡来しました。

　アーティチョークの原種は野生のアザミで、古代ギリシャ・ローマ時代以降、品種改良されて今日のものとなったとされています。アーティチョークは若い蕾（つぼみ）が食用とされます。

　アーティチョークはヨーロッパやアメリカでは一種の前菜用の野菜として好んで食用とされますが、日本では栽培がうまくゆかず主に観賞用とされています。

　ベトナムでは、乾燥させお茶のようにして飲む習慣があるそうです。

　食用となる部分は、でん粉質に富み、いもに似た食感を有しています。栄養分として水溶性食物繊維が豊富です。