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健康食品

〔メロン〕

果物風野菜類とは イチゴ 西瓜(スイカ) メロン
マクワウリ

メロンの写真 
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」) 
 メロンは、ウリ科の一年生草本植物で、その果実を食用とします。メロンは本来は野菜の部類ですが、果物的色彩が強いので、しばしば果物として扱われます。メロンは、果物風野菜ということになります。

 メロンには、ヨーロッパ型のネットメロン、カンタループ、小アジア型のウインターメロン、東アジア型の雑種メロン、白うり、マクワウリを指す総称ですが、日本では白うりとマクワウリ以外のものを指しています。

 メロンには、カリウム、β-カロテンなどの栄養成分が含まれています。カリウムについては果物の中でも特に豊富に含まれています。

 メロンに含まれるカリウムには、高血圧や動脈硬化、糖尿病の予防効果が期待されます。カリウムには水分バランス調整機能もあるので、利尿作用やむくみ解消にも効果的です。

 赤肉メロンに多く含まれるβ-カロテンは、抗酸化力が強く、老化予防やがん予防にも効果があるとされています。



原産地・歴史 ◆〔メロン〕の原産地や歴史をご説明します。
メロンの原産地・歴史

 メロンの原産地は、アフリカ大陸とされ、中近東やインド、中国、南欧、エジプトへと広がってゆく間に品種改良されたとされています。しかし、北アフリカ、東アフリカ、中近東、中央アジア、中国などが原産地だとする、諸説もあり本当のところは定かではありません。最近の遺伝子的研究から中国原産説が有力視されつつあります。

 ヨーロッパでのメロン栽培の歴史は古く、古代エジプトや古代ギリシャでは紀元前2000年頃には栽培されていました。メロンという言葉の語源は、ギリシャ語の「melopepon(リンゴ風な瓜)」とされています。中国語では「甜瓜」といいます。

 メロンという名前は、もともとはギリシャ語の「melopepon(リンゴ風の瓜)」が語源です。東アフリカ原産で、古代エジプトではすでに栽培されていました。

 日本でも有史以前から栽培され、縄文時代の遺跡からメロンの仲間であるマクワウリの発見がなされています。

 メロンは温暖な気候でしか栽培できなかったので、気候の厳しい北ヨーロッパでメロンが栽培されるようになったのは14~16世紀以降だとされています。

 メロンの代表格であるネットメロンの温室栽培は16世紀以降のイギリスで、その後、この技術はアメリカにも伝わりました。  日本に西洋種のメロンが導入されたのは、明治中期以降です。その後、日本でのメロンは、高級果実として一部の上流階層の人たちしか口にできない時代が長く続きました。昭和30年代頃まではメロンは庶民には手の届かない高級果実だったのです。

 日本で主流だったメロンは、東洋種のマクワウリでしたが、昭和37年に在来のマクワウリとヨーロッパ種との一代雑種として甘味のあるメロンが誕生し、昭和皇太子ご成婚にちなんで「プリンスメロン」と命名されました。

 プリンスメロンは、瞬く間に全国各地に広まり、それまで主流だったマクワウリは姿を消すこととなりました。

 それ以降、新品種が次々と誕生し、栽培方法も進化して、日本のメロンは世界一の品質を誇るまでになっています。

メロンという野菜

 メロンは、園芸分野では野菜類のひとつで「果菜」とされていますが、青果市場や栄養学上の分類では果物あるいは果実とされています。メロンは「果物風野菜」ということができます。

 メロンの果実は多くは球形で、中心部に多数の種子を含みます。表面は白色、緑色、黄色などで、網目(ネット)が生じるものと網目が生じないものとがあります。

 メロンは、高温多日照を好み、路地ものは5~8月頃が旬の時期で、最も風味が良くなります。

日本国内でのメロンの産地

 日本国内でのメロンの産地は、北は北海道から南は九州まで全国各地に存在しています。北海道夕張市でできる「夕張メロン」などは特に有名です。

日本国内のメロン産地
北海道 夕張市 夕張メロン

北海道 むかわ町穂別 穂別メロン

北海道 安平町 アサヒメロン

北海道 三笠市 三笠メロン

北海道 富良野市周辺 ふらのメロン

北海道 共和町雷電 らいでんメロン

北海道 北竜町 北竜メロン

北海道 雨竜町 暑寒メロン

北海道 浦臼町  浦臼メルティーメロン。北海道で最初に栽培されたともいわれる由緒あるメロン。

北海道 月形町 月形キングメルティー

北海道 札幌市手稲区山口 サッポロメロン

青森県 つがる市 タカミメロン

青森県 七里長浜 つがりあんメロン

山形県 庄内地方

茨城県 鉾田市 メロンの出荷量が日本一。オトメメロン

千葉県 旭市飯岡 飯岡貴味メロン

静岡県 温室メロンの生産量が日本一。 静岡クラウンメロン

愛知県 渥美半島 渥美メロン

三重県 志摩市浜島町 南張メロン

鳥取県 倉吉市 倉吉メロン

島根県 益田市 益田メロン、アムスメロン

福岡県 行橋市 白雪メロン

長崎県 南島原市 パパイヤメロン

長崎県 壱岐市 アムスメロン、アールスメロン、キューピットメロン

熊本県 山鹿市 アールスメロン

熊本県 宇城市 クインシーメロン、アンデスメロン

熊本県 八代市 肥後グリーンメロン

熊本県 球磨郡地域 プリンスメロン、ホームランメロン

メロンの品種

 メロンの種類には大きく分けて二つの種類があります。ひとつは「網メロン(ネット系メロン)」で、二つ目は「網なしメロン(ノーネットメロン)」です。

 網メロンは、皮一面がヒビ割れて大きくなる種類で、ヒビ割れの裂け目からでるコルク状の分泌液により網目状の果皮が形成される種類です。

 網メロンには、アンデス、アムス、アールス、キングビューティ、タカミ、デリシー、ローラン、バーディ、メロディ、コサック、プリム、クインシー、ロピア、サンデーレッド、クイーレッド、南部ハートなどの種類があります。

 網なしメロンには、マクワウリ、プリンス、キンショウ、エリザベス、アリス、ホワイトメリー、ヤング、白雪、ホームラン、パパイヤ、サンキュー、ハネジュー、シーボルト、アカプルコなどの種類があります。

 網メロンにも、網なしメロンにも非常に多くの種類があり、どちらの種類のメロンも多く栽培されています。

網メロンの種類
マスクメロン  網メロンの代表選手は有名なマスクメロンで、別名として「アールス・フェボリット」という名称もあります。緑色の果皮全面に美しい網目模様ができます。果肉は緑色をしていて甘いのが特徴です。高級な果物として贈答用などに使われます。

クラウンメロン  静岡県西部、天竜川以東で栽培されるマスクメロンの一種です。アールスフェボリット種の中で特に優秀とされる品種を選定して温室栽培されるメロンです。

夕張メロン  夕張メロンは、別名「夕張キング」とも呼ばれるメロンで、北海道の夕張市周辺で栽培されるメロンです。大玉となり果皮にはきめ細かい網目ができます。果肉はきれいなオレンジ色をして多汁で甘味も強いです。

アンデスメロン  アールスとコサック、ハネデューなどのメロンの雑種メロンで、果皮が灰緑色から黄緑色になり、こまかい網目があります。

 味と香りはマスクメロンに近く、小ぶりながら、締まった果肉の風味は良好です。安価でマスクメロンの大衆版的メロンです。アンデスの名称は「安心です(アンシンデス)」からきた名称です。

アムスメロン  果皮は濃い緑色で形状はやや楕円形のメロンで、溝状の縦縞と粒状のあらい網目があります。淡い緑色の果肉は多汁で甘味が強いです。網目メロンとしてはアンデスメロンとともに代表格のメロンです。

カンタループメロン  このメロンは別名「アメリカンカンタループ」とも呼ばれるメロンで、サマーメロンの代表品種としてアメリカでは広く栽培されています。果皮には茶色を帯びた荒い網目があります。淡い緑色の果肉は多汁で軽い甘味があります。

クインシーメロン  灰緑色の果皮をもちオレンジ色の果肉をしたメロンで、多汁で甘味も豊です。最近急速に栽培量が伸びています。

その他の網メロン  その他の網メロンとして、ふかみどり、コサック、グリーンパール、真珠などの品種があります。


網なしメロンの種類
プリンスメロン  日本のマクワウリとヨーロッパのカンタロープメロンを交配して生まれたメロンで、網なしメロンの代表格。1959年に現天皇陛下ご成婚にちなんで発表されたことでプリンスメロンの名がついている。当時の大衆メロンの先駆けであり、現在でも日本全体の30%ほどの生産量を誇る。

ハネデューメロン  球形の大玉メロンで2kgほどの重量があり、果肉は淡い緑色をしている。蜂蜜のような甘味がありこの名(honey dew)がついている。代表的なウインターメロンで貯蔵性がよい。アメリカ、メキシコなどから輸入されている。

ホームランスターメロン  ハネデューメロンと白色メロン、緑色メロンの雑種で、形状は細長く、果皮は乳白色をしている。果肉は白色で、淡白で上品な甘さと柔らかい肉質をしている。

白雪メロン  白色のマクワウリとハネデューなどの雑種で、形状は縦長球形のメロンです。果皮も果肉も乳白色で、歯ざわりがよく甘味も爽やかです。

キンショウメロン  黄色マクワウリとスペインメロンとの雑種で、やや縦長の球形をしたメロンです。果肉は鮮やかな黄色で、果肉は白色をしています。果肉は少しかためで歯ざわりがよく、味は淡白です。

エリザベスメロン  滑らかな橙黄色の果皮と白色で厚みのある果肉のメロンで、上品でよい香りと食味があります。

パパイヤメロンメロン  果皮にはスイカ状の黄色と緑色の縦縞が見られるメロンです。白色の果肉は歯ざわりがよく、ウリのようなさっぱりした味がします。

その他の網なしメロン  網なしメロンには、その他にもアイボリーやスーパーなどの品種があります。



主な栄養成分 ◆〔メロン〕の主な栄養成分についてご説明します。
メロンの主な栄養成分

 メロンには、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、ナトリウム、鉄など多くのミネラル成分が含まれますが、特にカリウムが豊富に含まれます。

 ビタミンCやβ-カロチンも比較的多く含まれ、特にオレンジ色の果肉をもつメロンではβ-カロチンが豊富です。

 メロンの甘味成分は、ブドウ糖や果糖、ショ糖などです。また、メロンの酸味成分は、クエン酸やリンゴ酸、酒石酸などの有機酸です。

 メロンには、水溶性の食物繊維であるペクチンが多く含まれ、滑らかな舌触りと豊な食味を与えてくれます。更に、GABA(γ-アミノ酪酸)が豊富に含まれます。

メロンの栄養成分(食材100g当たり)
カリウム 320mg
ビタミンA 450μg β-カロチン。赤肉メロンでは3600μg
ビタミンC 40mg
食物繊維 0.6g ペクチン


主な効能・効用 ◆〔メロン〕の主な効用・効能についてご説明します。
メロンの主な効用・効能

 メロンに含まれるカリウムは、塩分の排泄作用が強いので、体内水分バランスを整え、むくみの解消や高血圧の予防効果などがあります。食物繊維のペクチンは便秘の改善に効果があります。

 甘味成分の果糖・ブドウ糖・ショ糖などは、吸収が早く、疲労回復効果や心身を健やかに保つ効果が期待されます。

メロンの効能
高血圧予防  GABAによる高血圧予防効果の他に、カリウムによる塩分バランスの改善効果もあり、高血圧の予防に効果があります。

脳血栓・心筋梗塞予防  食物繊維のペクチンがコレステロール低減の作用をすること、パントテン酸がコレステロールの低減や脂肪蓄積防止効果をもつこと、アデニシンという成分が血液凝固抑制作用をもつことなどから、血管が掃除され、脳卒中や動脈硬化を予防します。

その他の効果  メロンにはビタミンCや食物繊維も豊富で便通をよくし、肌荒れ防止など美肌効果が期待されます。利尿効果があるので二日酔いにもよいとされます。



風作用・注意点 ◆〔メロン〕の副作用や注意点についてご説明します。
メロンの副作用や注意点

 メロンは、人によっては、アレルゲン(アレルギー原因物質)となり、アレルギーを引き起こす可能性があります。メロンを食べたとき、口の中がチクチクしたり、違和感を感じるときには、注意が必要です。


料理のコツ ◆〔メロン〕の料理のコツをご説明します。
メロンの料理のコツ

 メロンは、果肉をそのまま食べることが多いですが、メロンシャーベットやメロンゼリー、メロン漬け、メロンシロップなどの加工品として食べることもあります。

 完熟していないメロンは追熟させるために常温で保存し、食べる2~3時間くらい前に冷やすと美味しく食べられます。