〔特殊型ダイエット〕

　人類の遺伝子が完全に解読されて久しいですが、43種類ある肥満遺伝子の中で、三つの遺伝子が重要とされ、それぞれ〔リンゴ型〕〔洋ナシ型〕および〔バナナ型〕と呼ばれています。

　これらの型に合わせて、炭水化物、脂質、タンパク質のバランスを考えて食物を摂取することでダイエットしようとする方法です。

　アミノ酸を摂取すると同時に有酸素運動を行うと体内の脂肪分を積極的に燃焼させることができます。このように、アミノ酸の摂取と運動とをセットにしたダイエット法です。

　インシュリンを低く抑える食品を摂取して血糖値を低く保ち、インシュリンの脂肪合成作用を阻止して脂肪燃焼を促進するダイエット法です。

　炭水化物の摂取量を制限して血糖値やインシュリンをコントロールし、体脂肪を効率よく燃焼させて減量や体質改善を目指すダイエット法です。

　にがりの主成分は、マグネシウムでエネルギー代謝を促進させるビタミンB群の効果を補助する働きがあります。にがりは、神経系によい作用を持ち、イライラ抑制作用がありダイエットに効果があるとされます。

　にがりダイエットは一種のサプリメントダイエットと呼ばれるものですが、これだけでダイエットが出来るわけではなく、適度な運動などを行う必要があります。にがりは補助的な役割を果たすだけです。

　プロテインダイエットは、プロテインを飲用するダイエット法です。プロテインの飲み方は、1日に1～2回だけです。重要なことは、運動直後に飲用することです。運動すると筋肉がたんぱく質を要求するので、プロテインが効果を発揮します。

　更に、就寝前にプロテインを摂取するのも効果的です。夕食後時間が経っているので、何か食べたくなったタイミングでプロテインを飲用すると、食欲も満たしてくれますし、就寝中には成長ホルモンが多く分泌され筋肉を増強させます。

　筋肉の増加は、代謝を促進しエネルギーを大量消費するのでダイエットになるのです。

　αリポ酸は、食事により摂取したブドウ糖をすばやくエネルギーに変換させる働きがあります。摂取したブドウ糖をエネルギーとして使い切るようにするのです。

　αリポ酸は、ジャガイモやホウレンソウ、ブロッコリー、レバーなどに含まれていますが、微量なので、サプリメントを利用するのが効率的です。αリポ酸は食事と一緒に摂ると吸収率が低下するので、食前30分くらいの時点で摂取します。

　炭酸には食欲を調整する作用があります。食欲が強すぎるときは抑制し、食欲が出ないときには増進します。西洋では「ガスウォーター」として炭酸ガス入りの飲み物が普及していて、血管の拡張や代謝アップ、便秘解消、疲労回復、ダイエット効果があるとされています。

　炭酸水は、重曹1ｇにクエン酸1ｇの割合で混ぜ、200ｍｌの水に溶かして作ります。好みの味になるように重曹とクエン酸の比率や水の量は変えてかまいません。これを食事の前か食事中に少量ずつ飲用します。1日に3～5回くらいで飲みます。重曹量は多すぎると身体に問題がでるので、1日の最高量は5ｇ以下とします。

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