〔バナナ〕 |
熱帯性果樹類とは | アセロラ | アボカド | ココヤシ |
グアバ | ドリアン | ナツメヤシ | バナナ |
パパイヤ | パイナップル | マンゴー |
バナナは、東アフリカや中央アフリカでは主食とされる果実で、アジアやラテンアメリカの熱帯地方では大規模栽培され全世界に輸出されています。年間総生産量は1億トンにもなります。 |
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〔バナナ〕 |
熱帯性果樹類とは | アセロラ | アボカド | ココヤシ |
グアバ | ドリアン | ナツメヤシ | バナナ |
パパイヤ | パイナップル | マンゴー |
バナナは、東アフリカや中央アフリカでは主食とされる果実で、アジアやラテンアメリカの熱帯地方では大規模栽培され全世界に輸出されています。年間総生産量は1億トンにもなります。 |
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バナナには、プランテーン、レッドバナナ、アップルバナナ、キャベンディッシュ、ハイランドなど多くの品種があり、それぞれ大きさも色合いも異なります。沖縄にはシマバナナと呼ばれる短めの品種が生育します。 バナナにはカリウムが豊富で、体内の余分な塩分(ナトリウム)や老廃物を排出して血圧安定化に効果があります。 |
最近、朝食にバナナと水分だけを摂取するという「バナナダイエット」が人気を博しています。 バナナは安価でしかもカロリーが少ない上に、豊富なビタミン、ミネラルなどを含むので、安心で確実なダイエット効果があるとされ、生活習慣病の予防に最適です。 |
◆〔バナナ〕の原産地や歴史をご説明します。 |
バナナの原産地・歴史 |
バナナの原産地は、アジアの熱帯地域、マレーシア半島などですが、栽培の歴史は極めて古く、パプアニューギニアなどでは既に紀元前5千年ころには栽培されていたとされます。 バナナは、アジアやラテンアメリカの熱帯地域で大規模に栽培されていて、全世界での年間生産量は1億トンにも達しています。日本では、バナナは他の果物に比して圧倒的に輸入量が多く、年間100万トン以上が安定的に輸入されています。 輸入先は、フィリピン、エクアドル、台湾、ペルー、メキシコなどです。最も多く輸入されるのは、フィリピン産の「ジャイアント・キャベンディッシュ」とう品種で全体の8割ほどを占めています。国内産の島バナナも少量ながら沖縄などで栽培されています。 昭和30年代初期頃までは、バナナは高価で珍しい果物だったので、その頃の子供は風邪で高熱でも出さない限り食べさせてもらえませんでした。当時のバナナは、おみやげや病気の時などにしか食べられない特別な食べ物だったのです。
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◆〔バナナ〕の主な栄養成分についてご説明します。 |
バナナの主な栄養成分 |
バナナの主な栄養成分は、カリウム、マグネシウム、食物繊維です。バナナ1本(約120g)当りの栄養成分は、カリウム 432mg、マグネシウム 38mg、食物繊維 1.3g です。 |
◆〔バナナ〕の主な効用・効能についてご説明します。 |
バナナの主な効用・効能 |
バナナには豊富なカリウムが含まれています。カリウムは加熱すると失われてしまうことが多いので、生のまま食べられるバナナはカリウムを効率よく摂取できる貴重な食品といえます。 バナナにはカリウムを初め、水溶性食物繊維(ペクチン・オリゴ糖)、ビタミンB2、リンゴ酸などが豊富で、身体によい作用をしてくれます。最近、バナナに含まれる成分で免疫力を高め、がん予防になる物質の存在が分かってきました。
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◆〔バナナ〕の副作用や注意点についてご説明します。 |
バナナダイエット |
最近、朝バナナダイエットに人気が集中し、バナナが買いにくいという現象が起こったりしています。バナナはカロリーも少なく豊富な栄養分があるのでダイエットによさそうですが、バナナと水だけではやはり心配です。やはり栄養バランスを考えないと危険かも知れません。 |
バナナアレルギー |
人によっては、バナナがアレルゲン(抗原)となってアレルギーを起こす方もいます。 これは、いわゆる果物アレルギーのひとつです。バナナ以外にも、アレルギー症状を引き起こす果物には、メロン、リンゴ、イチゴ、オレンジ、キウイフルーツ、サクランボ、スイカ、ナシ、モモ、梅、パパイヤ、パイナップル、レモン、グレープフルーツなど非常に多くのものがあります バナナアレルギーは、子供の頃は平気だったのに、高齢になるに従って発症する例が多くあります。バナナの鮮度が悪かったり、バナナを一度に大量に食べたりして、下痢や腹痛を起こします。口の中が痒くなります。 |
◆〔バナナ〕の料理のコツをご説明します。 |
バナナの料理のコツ |
バナナは低温を嫌う食品ですから、冷蔵庫でなく室温で保存するのがよいです。冷蔵庫に入れると果皮が黒くなります。 バナナの食べ頃は、果皮が黄色に色づき、褐色の斑点が出始める頃です。 |