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〔アセロラ〕 |
熱帯性果樹類とは | アセロラ | アボカド | ココヤシ |
グアバ | ドリアン | ナツメヤシ | バナナ |
パパイヤ | パイナップル | マンゴー |
アセロラには豊富に含まれるビタミンCやポリフェノールなどの作用で、強力な美肌効果や免疫力向上、疲労回復、貧血防止などの効果があります。ビタミンCにもポリフェノールにも抗酸化能力があり、メラニンの生成を抑制し、肌の新陳代謝を促進するからです。 |
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〔アセロラ〕 |
熱帯性果樹類とは | アセロラ | アボカド | ココヤシ |
グアバ | ドリアン | ナツメヤシ | バナナ |
パパイヤ | パイナップル | マンゴー |
アセロラには豊富に含まれるビタミンCやポリフェノールなどの作用で、強力な美肌効果や免疫力向上、疲労回復、貧血防止などの効果があります。ビタミンCにもポリフェノールにも抗酸化能力があり、メラニンの生成を抑制し、肌の新陳代謝を促進するからです。 |
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◆〔アセロラ〕の原産地や歴史をご説明します。。 |
アセロラの原産地・歴史 |
アセロラは、キントラノオ科・ヒイラギトラノオ属の常緑低木で、鮮やかな赤い色の果皮をしたサクランボのような果実を実らせる植物です。アセロラは果実が食用とされますが、果実の形状などから「バルバドスサクラ」「バルバドスチェリー」「ウエストインディアンチェリー」とも呼ばれています。 アセロラの原産地は、カリブ海周辺の西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカ辺りとされています。アセロラは、温暖な気候を好み、現在ではブラジルが世界最大の生産地です。ハワイやグアム、ベトナムなどでも栽培され、日本でも沖縄や鹿児島地方で栽培されています。 この果実の外見は、サクランボと同じような大きさであり、内部には3個の種が入っています。果実は、とてもデリケートで、収穫後2~3日くらいで痛みはじめるので栽培や収穫、選別には相当な手間もかかります。 大正時代にハワイから10本の苗木を持ち込んだのが、日本に伝来した最初といわれていますが定かな記録はありません。明確な記録としては、1958年にハワイ大学の教授だったヘンリー仲宗根氏が8本の挿し木を持ち込み、名護農業試験場に植えたのが最初とされています。その後、日本で本格的な普及に貢献してのはニチレイです。 |
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アセロラの品種 |
アセロラの品種には多くのものがあるのですが、大きくは甘味系と酸味系とに分かれます。それぞれの系統には、いくつかの品種があり、果実の大小やビタミンC含有量などに違いがあります。酸味系は、甘味系よりも糖度は低いですがビタミンCの含有量は高くなります。味の方は、品種差よりもむしろ栽培環境として、どれだけ多くの日光を浴びて栽培されたかが影響するといわれます。 アセロラには、ビタミンCが豊富に含まれることから、その果実は、主にビタミンCの錠剤製造用やジュース、フルーツソース、ゼリー、ジャムの原料として使われます。
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◆〔アセロラ〕の主な栄養成分についてご説明します。 |
アセロラの主な栄養成分 |
アセロラに含まれる栄養成分は、先ず、何といっても豊富なビタミンCです。普通の大きさのアセロラの果実には約180mgのビタミンCが含まれています。アセロラに含まれるビタミンCの含有量は、100g当たりに換算すると、実に1700mgと圧倒的に多く、果実の中でビタミンCの王様といわれるほどです。しかも、アセロラのビタミンCは、ほとんどが還元型(酸素を奪う性質)であり、体内での利用率(抗酸化性)が高いとされます。 アセロラの生産は、主に熱帯地域という過酷な生育環境なので、植物は強い紫外線の攻撃から植物自身を守るために抗酸化力の強いビタミンCを豊富に蓄積するのです。 その他の成分として、アセロラには、β-カロチンやポリフェノールが含まれています。ビタミンCとあわせて優れた抗酸化作用が期待できます。 アセロラ100g中の成分の一例を示します。 (数値情報は、栄養健康サイトの分析例より引用)
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◆〔アセロラ〕の主な効用・効能についてご説明します。 |
アセロラの主な効用・効能 |
アセロラの効能のほとんどは、豊富に含まれるビタミンCとポリフェノールに由来します。 過酷な太陽光線に晒されて生育する植物には、激しい紫外線から植物自体を守るためにビタミンCやポリフェノールが豊富に産生され蓄積されます。これらの物質は優れた抗酸化作用を持ち、紫外線から自身の組織を守るのです。 人間の体では、紫外線のダメージから皮膚を守るためにメラニンが生成されますが、一方でこれはシミやソバカスの原因となります。よく知られるように、ビタミンCには、メラニン産生の酸化反応を還元することで抑制する働きがあります。 シミ、ソバカスの原因となるメラニンは、アミノ酸の一種であるチロシンから産生されますが、ポリフェノールの化学的構造がチロシンと類似しているために、メラニンを作り出すチロシナーゼがポリフェノールと結合することで、メラニンの生成が抑制されます。 このようにビタミンCやポリフェノールには、太陽の紫外線から皮膚を守る優れた働きがあり、アセロラは美肌フルーツとも呼ばれるのです。 更に、アセロラにはビタミンEやβ-カロチンなども含まれているので、ポロフェノールとも関連して老化防止や疾病予防にも効果があります。 ビタミンCは、ストレスや運動、喫煙、飲酒などにより消耗されてしまうので、ビタミンCの補給は、疲労回復や免疫力向上、ストレスへの抵抗力アップなどに役立ちます。喫煙者やストレスの多い人にビタミンCの補給は不可欠です。 アセロラには多量のポリフェノールが含まれ、特にアントシアニンが多くあります。アントシアニンは、植物界で赤、青、紫の色を呈する水溶性色素でイチゴやリンゴ、葡萄、サクランボなどに多く含まれています。アントシアニンは、活性酸素を消去する抗酸化力が強い性質があり、日焼け、アザ、シミ、ソバカス、皺、老化などの防止に役立ちます。 また、アントシアニンは、胃や腸からも吸収され、動脈硬化や血栓予防にも効果があります。抗がん作用もあるとされます。 これらを総合して、アセロラには、次のような効能があると考えられます。
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◆〔アセロラ〕の副作用や注意点についてご説明します。 |
アセロラの副作用や注意点 |
ビタミンCは水溶性成分なので、アセロラに限らず、摂取してから6時間ほどすると体外に排出されてしまいますので、一度に大量に摂取するより、こまめり摂取する方がよいです。 また、アセロラ健康食品には、酸味抑制のために、多量の甘味料や糖分を加えている場合もあります。アセロラの健康食品を利用される場合には、内容成分を確認することが大切です。 |
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◆〔アセロラ〕の料理のコツをご説明します。 |
アセロラの料理のコツ |
特に料理というほどのものはありませんが、アセロラエキスに豆乳や蜂蜜、ヨーグルトなどを加えたアセロラ生ジュースや豆乳アセロラダイエットドリンクなどの利用法があります。 |
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◆〔アセロラ〕の市販健康食品・サプリメントはありますか? |
市販アセロラ・サプリメントの例 |
アセロラを含有する健康食品・サプリメントは、ウエルシアやニチレイなどから販売されています。これらのご利用に関しては、販売会社のご説明だけでなく、上記の内容もよく理解して下さるとよいと思われます。
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