緑茶 |
緑茶には強力な抗酸化作用をもつ豊富なカテキンが含まれています。お茶の名産地である静岡県でのがん発生率が低いのはこのためだとの説もあります。カテキンには、抗酸化作用だけでなく、高血糖値抑制作用や殺菌作用、コレステロール低減作用なども期待できます。
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紅茶 |
紅茶は緑茶を発酵させたもので、緑茶よりはカテキン量は少な目ですが、赤色成分であるテアプラビンには抗酸化作用があります。
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烏龍茶 |
烏龍茶は緑茶を半発酵させたもので、緑茶と紅茶の中間的存在です。カテキン量は緑茶より少な目ですが、ウーロン茶ポリフェノールという抗酸化物質が含まれます。この成分は、脂肪分解を促進する作用ももっています。
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コーヒー |
コーヒーに含まれるクロロゲン酸には、がん抑制効果があるとされています。この成分はプルーンや春菊、ジャガイモなどにも含まれています。
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ココア |
ココアの原料であるカカオにはポリフェノールが含まれ、ストレスを抑制する作用があります。ストレスは活性酸素の発生源のひとつなので、ココアを飲んだりやチョコレートを食べるとストレスの軽減、活性酸素発生の抑制に効果が期待できます。
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ワイン |
赤ワインの消費量が多いフランス人は、乳脂肪摂取量が多いにも拘わらず、心疾患が少ないとされ、この現象は「フレンチパラドックス」と呼ばれています。
赤ワインには、カテキンや、タンニン、アントシアニンなど多種類のポリフェノール成分が含まれていて、これらが抗酸化作用を発揮していると考えられています。
といっても、赤ワインを非常に多量に飲むとアルコール摂取量が過多となって、別の問題を引き起こすかも知れないので、注意も必要です。
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野菜ジュース |
いろいろな野菜や果物を混ぜた野菜ジュースは、いろいろな種類の抗酸化成分を摂取できるので健康維持に効果があります。野菜ジュースに入れる人参にはβ-カロテンが含まれ、トマトにはリコペン、ホウレンソウにはルテインが含まれます。
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