HOME 健康・医療館スマホ版 PC版へ移動現在:スマホ版
 
体の病気操作指示感染症の病気  
四類感染症
〔四類感染症〕
E型肝炎
ウエストナイル熱
A型肝炎
エキノコックス症
黄熱
オウム病
オムスク出血熱
回帰熱
キャサヌル森林病
Q熱
狂犬病
コクシジオイデス症
サル痘
腎症候性出血熱
西部ウマ脳炎
ダニ媒介脳炎
炭疽
チクングニア熱
つつが虫病
デング熱
東部ウマ脳炎
鳥インフルエンザ
ニパウイルス感染症
日本紅斑熱
日本脳炎
ハンタウイルス肺症候群
Bウイルス病
鼻疽
ブルセラ症
ベネズエラウマ脳炎
ヘンドラウイルス感染症
発しんチフス
ボツリヌス症
マラリア
野兎病
ライム病
リッサウイルス感染症
リフトバレー熱
類鼻疽
レジオネラ症
レプトスピラ症
ロッキー山紅斑熱

〔オムスク出血熱〕


概要病気症状原因診断
治療予後合併症情報書籍
 

この疾患の概要です

 〔オムスク出血熱〕は、四類感染症に指定された疾患で、フラビウイルス科のオムスク出血熱ウイルスの感染によって起こる感染症です。

 〔オムスク出血熱〕は、自然界ではマダニとげっ歯類の間で感染環が維持されている病気です。

 げっ歯類などの尿や血液による接触感染もありますが、人間への感染は、主にマダニの刺咬による感染です。



 稀にはヒトからヒトへの感染もあるとされます。

 〔オムスク出血熱〕は、3~9日の潜伏期間後、次のような症状を呈して発症します。

 ・突然の発熱
 ・頭痛
 ・筋肉痛
 ・咳
 ・除脈
 ・脱水症状
 ・低血圧
 ・消化器症状


 患者の30~50%では、二相性の発熱を示し、第二相では髄膜炎や腎機能障害、肺炎などの症状を呈します。

 〔オムスク出血熱〕による致死率は05~3%程度ですが、難聴や脱毛、神経精神障害などの後遺症が残ることもあります。


ページのトップへ戻る