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〔サル痘〕

概要病気症状原因診断
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この疾患の概要です

 〔サル痘〕は四類感染症の疾患で、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属するサル痘ウイルスを病原体とする人獣共通感染症です。

 この感染症の自然宿主は、アフリカの熱帯雨林に住むリス属やネズミなどのげっ歯類で、ネズミやリス、サルなどの間で感染環を形成しています。

 感染動物との接触が主な感染経路です。また、ウイルスを持ったネズミやサル、プレーリードッグなどとの接触でもヒトに感染します。



 ヒトが感染すると急性発疹性疾患として、発熱や発痘などの天然痘と同様な症状を呈します。ヒトからヒトへの感染も起こります。

 人間でのサル痘の潜伏期間は7~21日(平均12日)で、発症すると発疹、発熱、発汗、頭痛、悪寒、咽頭通、リンパ節腫脹などの症状が現れます。

 その後、感染した局所を主体に発痘し、水泡、膿疱がみられ、やがてかさぶた(痂皮)へと進行します。


 重症例では、全身に発痘して臨床的には天然痘との区別はできなくなります。

 アフリカでの流行時における致死率は、数%~10%程度と報告されています。

 2003年のアメリカでの流行時の例では死亡者は報告されていません。

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