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〔キャサヌル森林病〕 |
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〔キャサヌル森林病〕は、四類感染症に指定された疾患で、フラビウイルス科フラビウイルス属のキャサヌル森林病ウイルスによる感染症です。 |
この病気の潜伏期間は3~12日で、突然の発熱や頭痛、筋肉痛、咳、除脈、脱水症状、低血圧、消化器症状、出血などで発症します。 患者の約40%には〔出血性肺水腫〕が出現し、〔腎不全〕に至ることもあります。 一旦寛解しても、患者の15~50%では、寛解後1~3週間後になって再度発熱し、髄膜炎や脳炎を起こして、頂部硬直や精神障害、振戦、目眩などの症状を呈することがあります。 |
〔キャサヌル森林病〕での致死率は3~5%ありますが、治癒した場合には後遺症は残りません。 |