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〔ゴボウ〕

根菜類とは 人参 大根 ゴボウ
カブ レンコン マカ 切干大根

ゴボウの写真 
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」) 
 ゴボウはユーラシア大陸の北部に広く野生する植物です。日本には10世紀以前に薬草の一つとして、中国から渡来しました。

 しかし、ゴボウを食用として好むのは日本人、韓国人、台湾人だけらしいです。

 独特のシャキシャキした歯ざわりが日本人には嬉しいのですが、欧米人は木の根のように感じられて食べられないようです。

 戦時中に、日本で捕虜生活をしていたアメリカ人がゴボウを食べさせられたとき、木の根を食べさせられ、虐待されたということで問題になったことがあるとも聞きます。

 ゴボウの産地は日本の東西にあるのですが、土壌の性質のためか、関東では長いゴボウが、関西では短いゴボウが栽培されています。

 現在の主流は長いゴボウで、茨城県、千葉県など関東各県での栽培が多いです。

 なお、特殊なゴボウとしては、京都の堀川ゴボウ、千葉の大浦ゴボウなどがあり、太さが通常のゴボウの3倍もあるという特徴があります。


 ゴボウの栄養面での特徴は、水溶性、不溶性の食物繊維を豊富に含んでいる点です。これらの食物繊維は、腸内で便の量を増やして腸を刺激し便通をよくしたり、腸内での善玉菌の活動を活発化させる作用があります。

 不溶性食物繊維のリグニンには抗菌作用があり、腸内での発ガン物質を吸着してガンの発生を抑制します。マグネシウムも多く含まれ、これはカルシウムの働きを調整して血圧を正常に保ち、歯や骨の強化にも役立ちます。

原産地・歴史 ◆〔ゴボウ〕の原産地や歴史をご説明します。
ゴボウの原産地・歴史  ゴボウの原産地は、ユーラシア大陸の北部地方です。10世紀以前に、日本へは中国経由で薬草の一つとして渡来しました。現在でも、中国では漢方薬として使用されていますが、食用にするのは日本と韓国、台湾だけらしいです。日本では、多種多様な料理に使用されています。


主な栄養成分 ◆〔ゴボウ〕の主な栄養成分についてご説明します。
ゴボウの主な栄養成分  ゴボウの主な栄養成分は、銅、マグネシウム、食物繊維です。ゴボウ1束(約200g)当りの栄養成分は、銅 0.4mg、マグネシウム 108mg、食物繊維 12g です。


主な効能・効用 ◆〔ゴボウ〕の主な効用・効能についてご説明します。
ゴボウの主な効用・効能  ゴボウは炭水化物が主体で他の栄養素は乏しいのですが、食物繊維が多いので整腸作用に優れ、便秘の改善に役立ちます。ゴボウの炭水化物の多くは、イヌリンと呼ばれる成分で、体内でブドウ糖に変化しないため、糖尿病患者向けの野菜として使われます。


風作用・注意点 ◆〔ゴボウ〕の副作用や注意点についてご説明します。
ゴボウの副作用や注意点


料理のコツ ◆〔ゴボウ〕の料理のコツをご説明します。
ゴボウの料理のコツ  ゴボウは空気に触れると直ぐに酸化され、褐色になりやすいので、切ったらすぐに酢水につけると色が変わりません。ゴボウの皮には独特の風味があるので、料理の際、皮は全部剥かないで、綺麗に洗うだけで使うのがコツです。

 ゴボウは下茹でするとき、酢を少し落とすと変色しません。油との相性がいいので、キンピラゴボウ揚げ物にすると風味が楽しめます。

 一説では、切り刻んだゴボウを炒って褐色の粒とし、これに熱湯を加えると、一種のコーヒーが作れるとの実験話もあります。なんでも、黙って出すと、本物のコーヒーだと思って飲む人が大部分らしいです。閑話休題でした!