基本分野選択:HOME健康・医療館 現在:PC版スマホ版へ移動 今日の運勢館おすすめカラオケ愛唱館
sentofu体の病気心の病気医療技術医薬品健康増進栄養成分健康食品全身美容保険介護健康用語nullサイト情報


 
体の病気体の病気全般心臓・血管脳・神経呼吸器消化器内分泌・代謝腎臓・泌尿器骨・関節・筋肉血液・造血器皮膚目
耳鼻歯・口腔アレルギー膠原病感染症中毒がん女性の病気男性の病気子供の病気生活習慣病


体の病気
 

信号様式GIFアニメ アマゾン 信号様式GIFアニメ

 

〔身体の病気〕

◇感染症の病気◇

四類感染症

(サル痘)


 〔サル痘〕は四類感染症の疾患で、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属に属するサル痘ウイルスを病原体とする人獣共通感染症です。

 この感染症の自然宿主は、アフリカの熱帯雨林に住むリス属やネズミなどのげっ歯類で、ネズミやリス、サルなどの間で感染環を形成しています。

 感染動物との接触が主な感染経路です。また、ウイルスを持ったネズミやサル、プレーリードッグなどとの接触でもヒトに感染します。


 ヒトが感染すると急性発疹性疾患として、発熱や発痘などの天然痘と同様な症状を呈します。ヒトからヒトへの感染も起こります。

 人間でのサル痘の潜伏期間は、7~21日(平均12日)で、発症すると発疹、発熱、発汗、頭痛、悪寒、咽頭通、リンパ節腫脹などの症状が現れます。


 その後、感染した局所を主体に発痘し、水泡、膿疱がみられ、やがてかさぶた(痂皮)へと進行します。重症例では、全身に発痘して臨床的には天然痘との区別はできなくなります。

 アフリカでの流行時における致死率は、数%~10%程度と報告されています。2003年のアメリカでの流行時の例では死亡者は報告されていません。