使う前の確認
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購入した精油を初めて使うときは、まず注意事項を確認しなければなりません。精油は正しく使用すれば私たちの心身に素晴らしい効果をもたらしますが、誤った使い方や予想外の使い方をすると危険なことがあります。
その精油がどのような心身症状の効果があるものかなど、説明書や注意事項で確認してから使用すれば安心です。
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パッチテスト
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心身をリラックスさせるためなどにアロマテラピーを行っても、予想外の問題が起こることもあります。敏感肌の方やアレルギー体質の方は、アロマテラピーを始める前に、または精油の種類を変更される前に、パッチテストを行って安全性を確認しましょう。
パッチテストは、二の腕の内側の目立たない場所に精油を少量つけて、反応を確かめる方法がいいです。精油をつけた後、1~2日ほどそのままにしておいて、赤みや腫れ、かゆみが出ないか確認します。これらの症状が出る場合には、その精油が何らかの強い刺激を肌に与えている証拠なので、少なくともアロマバスやアロママッサージのような塗布する使い方は避けましょう
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交互使用
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同一種類の精油を長期間連続して使い続けるのは好ましくありません。同じ香りに臭覚や体が麻痺したり、作用の低下にもなります。
同じ系統(同じ症状によいとされる精油)であっても、いくつかの精油を一定期間ごとに切り替えて使うようにすると、それぞれの精油の作用も存分に発揮されるようになります。
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原液は肌に付けない
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精油は成分が凝縮していて作用が非常に強力なので、基本的にキャリアオイルなどで1%以内の濃度に希釈して使います。原液を直接、肌につけると赤く腫れあがったり、かゆみがでたりします。アロマテラピーで使用する精油は必ず希釈して使うのが原則です。
希釈した精油でも、肌につけて直ぐに日光にあたると、赤くなったり、かゆみがでたり、シミの原因になることがあります。通常は日中の使用はさけ、夜間など紫外線のない環境下で使用するようにしましょう。
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飲用は厳禁
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精油は非常に強力な作用があるので、基本的に飲用は厳禁です。国によっては、治療のために内服する精油もあると聞きますが、これは専門的な知識をもった医師など専門家の指導によってのみ可能なことです。アロマテラピーを普通に楽しむ方が自己流の判断で飲用するのは絶対にあってはなりません。
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乳幼児・妊婦は厳禁
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妊婦がアロマテラピーを試したい場合は、必ず医師に確認してから行いましょう。その場合でも、使用可能な精油について、アロマテラピーの専門家に相談する必要があります。芳香欲やスチームでアロマテラピーを楽しむのはいいですが、バスやマッサージなどで直接肌に触れるのは好ましくありません。
3歳以下の乳幼児への使用はいかなる条件下でもアロマテラピーは避けましょう。中学生以下の子供なら、精油を0.5%以下に希釈して使用することが可能ですが、なるべくなら、避けた方がいいでしょう。また、香りに敏感なペットへの使用も特別に専門家の指導がある以外は止めておきましょう。
子供の手の届くところには精油を置かないよう十分に注意してください。精油の原液は非常に強力なので、もし誤って飲んでしまったら、予想もできない大変なことになってしまいます。アロマテラピーが原因で皮膚などに異常が発生した場合は、精油をすぐに洗い流し、専門医に見てもらいましょう。
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保管・使用期限
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開封した精油は早めに使い切ることが原則です。精油は商品によっては製造年月日などが記されていないものもあります。使いきりの目安として、開封した年月日をビンに記入しておくと安心です。精油はとてもデリケートな物質なので変質を避けるため、冷蔵粉などの冷暗所で保管します。
通常の場合、柑橘系の精油なら開封後半年、その他の精油なら1年程度が使用期限と考えておけば大丈夫です。ただし、キャリアオイルなどとブレンドしたものは、変質が相当早まります。遮光ビンに入れて冷蔵庫で保存しても、ローションなら2週間、クリームは3か月程度で使い切ってしまい必要があります。
精油の状態が心配なときは、1滴落としてみて香りが変化した感じたら、肌に塗布するのは避け、アロマポットで炊いたりして使いきってしまえば有効利用も可能です。
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