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〔芳香浴

 

 アロマテラピーを最も手軽に楽しめる人気の方法が「芳香浴」です。

 精油をハンカチに1~2滴落としたり、オイルウォーマーで炊いたりして空気中に精油の香りを放散させ、香りをかぐことで楽しみます。

 香りが脳に直接的に伝わるので、自分好みの精油を使うことで、心をリラックスさせます。


 また、逆に気持ちを前向きにしたり、その場のTPOに合わせて、さまざまな楽しみ方ができます。

 アロマテラピーを簡単に楽しむ方法の代表が芳香浴ですが、芳香浴の楽しみ方には簡単な小道具が必要です。

 といっても、どのご家庭にでもあるものから、手軽に入手できるものばかりです。

 芳香浴の方法とは、次のような小道具を目的に応じて使い分けて楽しみます。

 ・マグカップ
 ・ハンカチ
 ・アロマポット
 ・アロマライト
 ・ディフューザー
 ・アロマスプレー
 ・アロマキャンドル
 ・アロマインセンス

 ・アロマストーン
 ・アロマカード
 ・アロマブリーズ
 ・アロマサシェ
 ・アロマブレスレット
 ・アロマローション
 ・アロマソープ


芳香浴の楽しみ方 ◆〔芳香浴〕をこんな風に楽しみましょう。
マグカップで楽しむ

 芳香浴を簡単に楽しめるのが、マグカップやティーカップに熱めのお湯を注ぎ、その中にお気に入りの精油を1~2滴落として蒸気を吸う方法です。精油の入ったマグカップを鼻の下に持ってきてカップから出る湯気を吸います。使用するお湯の温度は、低すぎると蒸気が出ないですし、熱湯では精油がすぐ蒸発してしまうので、おすすめの温度は70~80度くらいです。

 この方法では、精油本来の即効性が期待できるほか、立ち上がる蒸気が鼻や喉などの粘膜にやさしく働きます。この方法はとても便利ですし、ご家庭ばかりでなく、旅先などで手軽にできるのも嬉しいです。

 蒸気として立ち上がる精油を効果的に吸うために、マグカップの口は大き目なのがいいです。また、湯気を吸うときには目に直接刺激しないよう瞼を閉じて、ゆっくりと深呼吸しながら吸い込みましょう。

ハンカチで楽しむ

 手軽にアロマテラピーを楽しむ二つ目の方法は、ハンカチに精油を1~2滴垂らしておき、楽しむ方法です。柑橘系の精油を使用する場合は、ハンカチにシミが残ることもあるのでティッシュペーパーや脱脂綿に精油を垂らしてから、それを包み込む形で使用するのが安心です。

 この方法は精神が緊張しそうな会議などに臨むとき、車酔いしそうなとき、二日酔いなどのときにおすすめです。ちょっと気分が悪くなってきたら、そっとハンカチを取り出して香りを嗅げば効果てきめん、すぐに気持ちよくなります。

アロマポットで楽しむ

 手軽にアロマテラピーを楽しむ、やや本格的な方法がアロマポットを使う方法です。この方法では道具として「アロマポット」が必要となりますが、今ではネット上でも、多くのお店が販売していますので、容易に入手することができます。アロマポットはオイルウォーマーともいいます。

 尚、アロマポットはローソクを使用するので、周囲をよく片付けておくなど、安全面には十分気を配りましょう。

アロマポットの楽しみ方
アロマポットの調整  アロマポットに7~8分目の水、またはお湯を入れ、そこに3~5滴ほどの精油を落とします。

 ローソクに火をつけ、ゆっくりとお湯を温めます。温度が上昇してくると、アロマポットのお皿から蒸気が立ち始めます。

アロマポットの楽しみ方  アロマポットでは、マグカップでの芳香浴と同様に上昇してくる香りを楽しみます。この場合は部屋全体に香りの空間をつくるような楽しみ方ができます。

 アロマポットでは、やや幻想的な空間が出現しますので、香りを楽しむだけでなく、ローソクの炎の動きを眺めるだけでも心が慰められ、リラックスすることができます。


アロマライトで楽しむ

 アロマライトもアロマポットと同じように精油を温めて室内に拡散させる方法ですが、この場合はローソクは使いません。アロマライトの上部のお皿に精油を垂らしておき、電球の熱で蒸発させます。

 しばらくすると、温度が上がり部屋全体に精油が香りだします。精油が切れるまでのしばしの間、心地よい時間が流れます。十分リラックスできることでしょう。

 アロマライトは小さなランプなので寝室などで使えば、幻想的なムード作りにも役立ちますし、フットライトとしても便利です。設置方法にはコンセントに繋ぐ式とコンセントに直接取り付ける式とがあります。

アロマファンで楽しむ

 ファンの付いた器具で、フィルターに精油を5滴ほど垂らしてセットし、ファンを回すと風の力で精油が蒸発して拡散します。熱を加えないので精油本来の香りが楽しめます。

 殺菌効果のあるようなユーカリなどの精油を使用すると香りを楽しむと同時にお部屋の空気を綺麗にする効果もあります。

ディフューザーで楽しむ

 ディフューザーは、電気ファンを使用して香りの分子を空気中に拡散させる方式のアロマテラピーの楽しみ方です。ディフューザーの構造やデザインはメーカーによってさまざまです。

 熱を加えない方法なので、精油の化学的性質を変化させることもなく効果も弱まることがないので安心です。有効成分の香りを拡散させる力が強く比較的長い時間香りを楽しめることが嬉しいです。また、火を使わないので安全安心です。

アロマスプレーで楽しむ

 アロマスプレーを楽しむ場合には、ちょっと特殊ですがスプレー付きの遮光ビンを準備します。これに精製水やミネラルウォーターまたは水道水を入れ、そこに精油を10滴程度加え、気が済むまで十分に振ります。精油は水には溶けないので、精油成分が水中に拡散するよう、使用前には毎回よく振ってスプレーします。

 アロマスプレーは、部屋の空気を清潔に保ちたいとき、急な来客の到着前に部屋の臭いを消したいとき、梅雨時のカビ防止、夏場の虫除け、ダニ退治などに重宝に活躍するスプレーです。

 スプレーの作り方には通常二つの方法が使われています。

アロマスプレーの作り方
方法1  スプレー付き遮光ビンに、水50mlに対して精油を10~20滴くらい落とし、よく振って作る方法。

方法2  スプレー付き遮光ビンに、エタノール5mlを加え、そこに精油10~20滴落として、よく振ります。その後、水45mlを加えて更によく振ります。


アロマキャンドルで楽しむ

 綺麗なガラスの容器に入ったロウソクで、ロウの中に精油成分が入っています。キャンドルを灯すことで、ロウの中の精油が少しずつ拡散します。香りの効果と幻想的なゆらゆら揺れるキャンドルの視覚効果もあります。

アロマインセンスで楽しむ

 インセンスとはお香のことです。細くたなびく煙に香りを乗せて楽しみます。アロマインセンスは手作りもできるので、香りを楽しむことと、お香を作ることの両方の楽しみ方があります。

アロマストーンで楽しむ

 素焼きやセラミックなどの無香ストーンを購入しお気に入りの精油を数滴たらして漂う香りを楽しみます。ストーンはよく洗って乾燥した軽石などでも代用できます。この方法は火や電気を使わないので、子供やペットがいても安心して使えます。

アロマカードで楽しむ

 アロマカードは薄いカード状のケース内に、インナーパッドと呼ばれる芳香紙が入っています。この芳香紙にお気に入りの精油を2~3滴ほど垂らしてカードの蓋を閉めておきます。使用するときはスイッチを移動すると細かい穴の開閉ができて香りが出てきます。

 ケース入りなので安全ですし、職場、学校、電車の中などどこでも安心して使用できます。カードサイズなので香りもほのかで周囲の人を気にすることもありません。一度精油を垂らしておけば、精油の種類や使用法にもよりますが、2~3日くらい持ちます。

アロマブリーズで楽しむ

 アロマブリーズは手のひらサイズの芳香器です。専用のフィルターに精油を3~5滴くらい垂らしてファンのスイッチを入れると、香りが広がります。外出用で、乗り物酔い、会社や学校で気分が悪くなったときなどに使うと便利です。

 アロマブリーズには、赤外線センサーつきで人を感知するとファンが回転するようなタイプもあります。ローズマリーなどのようにリフレッシュ作用があって、眠気覚ましに効果のある精油がお勧めです。

アロマサシェで楽しむ

 サシェとは香り袋のことです。市販品もありますが手作りにも適しています。麻やパイル地などで小さな袋を作ります。適量のコットンに精油数滴を垂らしてこの袋の中に入れます。

 サシェはタンスの引き出しに入れておけば、衣類や下着が素敵な香りで包まれます。バッグなどに入れれば、携帯用としても使用できます。

アロマブレスレットで楽しむ

 ティッシュにお気に入りの精油をしみこませウッドビーズを包んで1日ほどおきます。このウッドビーズを使ってブレスレットをつくります。手を動かすとブレスレットからかすかな香りが漂いリラックスさせてくれます。

 この方法は、携帯電話のストラップやアンクレット(足環)、ネックレスなどにも簡単に応用できます。

アロマローションで楽しむ

 精油には肌を清潔に保つ効果があります。精油入りのローションを毎日使用すれば、失われがちな肌の水分と脂分のバランスを良好に保つことができます。

 ローションは市販品もありますが、自作することもできます。自作の場合は、無水エタノール5mlに精油3滴ほどを加え、竹串などでよく掻き混ぜます。これにグリセリン5mlを加えて再度混ぜます。これに精製水20mlを加えてから混ぜて遮光ビンに移します。最後に精製水70mlを加えて遮光ビンをよく振れば出来上がりです。

アロマソープで楽しむ

 アロマソープは精油入りの石鹸です。キットなどを使っての手作りも可能ですが、市販品を購入するのが便利です。

 石鹸に練りこまれている精油の種類によって、効果が異なりますので石鹸を使い分けるのも楽しいでしょう。ティートリー精油入りなら殺菌効果があり水虫やニキビに効果があります。脇の下の洗浄にも便利です。また、ラベンダー入りなら肌にツヤがでますし、ゼラニウム入りなら皮脂分泌を調整し乾燥肌を予防します。