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健康増進

〔アロマグッズ

 

 アロマテラピーを楽しむのに、大掛かりな道具立てを揃えなければ始められないということはありません。

 手作りでちょっとした道具を作り楽しむ方法もあるのです。

 このページでは、簡単にアロマテラピーを楽しむための小道具などをご紹介しています。


 アロマテラピーを簡単に楽しむためのちょっとした道具や方法がアロマグッズです。アロマグッズは、日常の生活に溶け込ませて、さりげなく使用できるものばかりで、それはこんなものです。

 ・アロマキャンドル
 ・アロマインセンス
 ・アロマサシェ
 ・アロマブレスレット

アロマグッズ ◆〔アロマグッズ〕があればアロマの楽しみも倍増します。
アロマキャンドル

 ちょっと暗くしたリビングの部屋の中で、ゆるやかに揺れるアロマキャンドルの炎を見ていると、それだけで一日の仕事の疲れが癒され、リラックスできてしまいます。アロマキャンドルは市販でも素敵なものがたくさんありますが、自分が贔屓(ひいき)にしている精油を使って、オリジナルのキャンドルを作るのも楽しいものです。

 アロマキャンドルは、リビングで楽しむのもいいですが、バスルームに持ち込み、自分だけの狭い空間で瞑想に耽れば、一種の孤独感を楽しめます。

 それでは、自分専用のアロマキャンドルの作り方をご説明します。ちょっとだけ準備が必要ですが、きっと素敵なキャンドルができあがります。参考の数量を書いていますが、好みで自由に変更してください。

アロマキャンドルの楽しみ方
用意するもの  ・蜜蝋などを溶かすための耐熱容器の準備
 ・湯せん用の鍋(お湯を沸かして、その中に蜜蝋などを溶かすための耐熱容器を入れる)

 ・パラフィンワックスまたは蜜蝋 50グラム
 ・クレヨン(着色したいとき) 適宜

 ・型になるもの(コップ、おちょこなど)
 ・糸の芯(たこ紐などで可) 適宜
 ・割り箸 1膳
 ・食用油 少々

 ・お好みの精油 5~10滴
  (ゆったりくつろぐ:ラベンダー)
  (陽気な気分になる:オレンジ)
  (沈んだ心を癒す :ローズウッド)

作り方  ・耐熱容器にパラフィンワックスなどをいれる。
 ・色づけしたいときは、クレヨンを削って加える。
 ・湯せん鍋にお湯を沸かす。
 ・湯せん鍋に耐熱容器を入れて、パラフィンワックスなどを溶かす。

 ・型になるコップなどの内側に食用油を薄く塗る。
 ・型の中央部に芯になる紐を垂らす。
 ・紐を割り箸で挟んで固定する。

 ・コップやおちょこなどの型の中に、溶けたパラフィンワックスなどをゆっくりと流し込む。
 ・周りが白くなってきたら、お好みの精油を5~10滴くらい加える。
 ・固まったら型から取り出す。
 ・糸芯を適当な長さに切って、完成。


アロマインセンス

 インセンスとは、「お香」のことです。古来より植物の樹脂、根、葉、樹皮、花を灼いて使われてきました。通常、インセンスは、粉末、スティック、円すい形(コーン)などの形をしています。原料には、香料(植物性・動物性)、接着剤(ハチミツなど)、整形剤、着色剤などで作られます。

 アロマテラピーでも精油の入ったお香を使うことがあります。インセンスをアロマテラピーとして使うときは、主として鎮静、催眠、やすらぎなどの効果を発揮します。インセンスの自作はちょっと面倒なので、お手軽なキットも販売されていますから、初心者はキットを使うのと安心です。でも、ちょっと自作をトライしてみたいという方に、オリジナルインセンスの作り方をご紹介します。

アロマインセンスの作り方
用意するもの  ・乳鉢
 ・乳棒
 ・厚紙 コーン作成用で4cm*4cmくらい適宜
 ・セロテープ

 ・お好みの精油 5~15滴
  (穏やかな気分つくり :フランキンセンス)
  (憂鬱な気分を明るく :ミルラ)
  (不安、緊張を和らげる:サンダルウッド)

 ・ハーブパウダー(ドライハーブを細かく砕いたもの) 20g
 ・固形樹脂(ベンゾイン) 5g
 ・蜂蜜 小さじ1
 ・水 小さじ2

作り方  ・厚紙を円錐状に丸めてコーンをつくりテープでとめる。

 ・乳鉢に固形樹脂を入れ、乳棒でパウダーにする。
 ・これにハーブパウダーを入れよく混ぜ合わせる。

 ・水に蜂蜜を溶かし込む。

 ・蜂蜜水をバーブパウダーに少しずつ入れて練る。
 ・手で捏ねられる硬さになったら精油を入れる。
 ・コーンの中に手で捏ねたものを入れて尖がり山を作る。
 ・2~3日して乾燥すれば完成。


アロマサシェ

 サシェとは、「香り袋」のことです。サシェは、小さな布の袋に、コットンに精油を含ませたものを入れて作ります。作り方を示します。

アロマサシェの作り方
用意するもの  ・きれいな布 適量
 ・コットン 適量
 ・リボンや紐 適宜
 ・お好みの精油 5~10滴
  (タンスに入れて虫除け :バチュリー)
  (女性らしい香りを衣類に:ローズ)
  (引き出しを素敵な香りに:ネロリ)

作り方  ・布で小さな袋を作る。
 ・コットンに精油を垂らし自然乾燥する。
 ・コットンを丸めて布袋に入れる。
 ・布袋の布袋の口を紐で結わえて閉じる。
 ・香りがしなくなったら、コットンを入れ替える。


アロマブレスレット

 ちょっとした外出のとき身に着けるブレスレットや、ネックレス、アンクレット、そして携帯電話のストラップなどの一部にウッドピースを使い、そこにアロマの香りを忍ばせます。すると、アロマブレスレットや、アロマネックレス、アロマアンクレット、そしてアロマストラップとして、さりげなく精油の香りを楽しむことができます。ここでは、一例としてアロマブレスレットの作り方をご紹介します。

アロマブレスレットの作り方
用意するもの  ・テグス 30~40cm
 ・ウッドピース 適量数
 ・ビーズ 適量数
 ・留め金具セット 1式

 ・お好みの精油 5~10滴
  (女性らしい優しさを演出:ネロリ)
  (快活な女性を演出   :メリッサ)
  (エキゾチック女性を演出:パチュリー)

作り方  ・ティッシュに精油をつけて、ウッドピースを包む。
 ・1日ほどそのままにしておく。

 ・テグスを自分の手首に合わせて作る。このとき、香りを忍ばせたウッドピースとビーズとを好きな順番に通してゆく。
 ・留め金セットを使って、ブレスレットを完成する。