アロマローション
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女性の肌は乾燥肌、脂性肌、混合肌という具合に人によりさまざまです。潤いのある美しい肌を作るには、肌に水分と油分をバランスよく補給することが大切です。自分の肌の特徴に合わせて、オリジナルのアロマローションを作ってしまえば安心です。
用意するもの
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・無水エタノール 5ml
・グリセリン 5ml
・精製水 90ml
・ビーカーまたは底深のガラスの容器
・攪拌用の竹串、割り箸
・遮光ビン
・ラベル(日付など記入用)
・お好みの精油 5~10滴(下記からどれか一つを使用)
(乾燥肌用)ローズ、フランキンセンス、ネロリのどれか一つ
(脂性肌用)ディートリー、ラベンダー、ゼラニウムのどれか一つ
(混合肌用)ゼラニウム、ラベンダー、ネロリのどれか一つ
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作り方
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・無水エタノールをビーカーに入れ、お好みの精油を3滴垂らした後、竹串でよく混合する。
・更にグリセリンを加えて混ぜる。
・これに20mlの精製水を加えて混ぜて、遮光ビンに移す。
・遮光ビンに残り70mlの精製水を加え、ビンをよく振って混合する。
・遮光ビンにラベルを貼り、日付や精油の種類などを書き込む。
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アロマ石鹸
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石鹸は毎日使うものだけに、単に体がキレイに洗えさえすればいいというものでもありません。いろいろな形の石鹸を楽しんだり、石鹸にお好みの香りを忍ばせたりすれば、お風呂の時間がもっと楽しくもなります。そこで、自分の肌の特徴に合わせた、自分好みの香りを持ったオリジナルの石鹸を作ってみましょう。
手作り石鹸を作るとき、「石鹸のもと」を使います。石鹸のもととは、市販の石鹸を製造するときに使われる石鹸のもとで、小さなチップ状になったもので、これを練り合わせ、型に入れ、出来たものを乾燥させるだけでオリジナルな石鹸が出来上がるという優れものです。どこのネットモールでも販売されているので、すぐ手に入ります。今回は、この石鹸のもとを使い、お好みのハーブや精油を混ぜ込んでオリジナル石鹸をつくります。
用意するもの
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・石鹸のもと(無香料、無着色品) 300g
・ドライハーブ 適量
・蜂蜜 小さじ1
・熱湯 50ml
・耐熱容器
・ポリ袋
・ラップ
・お好みの型
・お好みの精油 5~10滴(下記からどれか一つを使用)
(殺菌効果石鹸用:ティートリー)
(お肌にハリ用 :ラベンダー)
(お肌乾燥予防用:ゼラニウム)
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作り方
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・耐熱容器に熱湯とハーブを入れしばらくかき混ぜる。
・石鹸のもとをポリ袋に入れ、手でよく練り混ぜる。
・このポリ袋に、ハーブ入りの熱湯を徐々に注ぎながら、よく練る。
・これに蜂蜜と精油を加え、更に練り混ぜる。
・耳たぶほどの柔らかさになったら、型にラップを敷いてから、型に入れて押し固める。
・しっかり固まったら、ラップを引っ張って、型から取り出す。
・風通しのよい場所で数日間乾燥させて完成。
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アロマバスオイル
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寒い冬の季節がなると、温かいお風呂でゆっくりと寛ぎたくなります。寒さで乾燥肌になりやすい時期だけに、血行促進と保湿効果のあるアロマバスオイルは最適なバスタイムの友達になります。ここでは、精油を使って手作りのアロマバスオイルを作り、寒い冬の日のバスタイムに、心身ともにほかほかになろうという試みです。皮膚が乾燥する冬の季節には、精油だけをお風呂に入れてアロマテラピーを楽しむより、キャリアオイルも入れる方が保湿効果が期待できます。
アロマバスオイルは、一回の使用量は5mlくらいとし、多量に使いすぎないようにします。お湯を張ったバスタブに垂らして、よく攪拌してから入浴します。また、このオリジナル・アロマバスオイルは、作ってから1週間くらいで使い切りましょう。
用意するもの
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・無臭キャリアオイル(ホホバやスイートアーモンドなど) 30ml
・竹串(混合用に使用)
・ガラス容器
・遮光ビン
・お好みの精油 5~10滴(下記からどれか一つを使用)
(血行促進、冷え性対策 :ローズマリー)
(血行促進、全身引き締め:サイプレス)
(肌の皮脂分布調整 :ゼラニウム)
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作り方
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・ガラス容器にキャリアオイルを入れる。
・好みの精油を加え、竹串でよくかき混ぜる。
・遮光ビンに移して、冷暗所で保管する。
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アロマバスソルト
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アロマバスソルトは、岩塩などの天然塩に精油を垂らしてよくかき混ぜたものです。お風呂に入るとき、浴槽の中にこの天然塩を入れてよく攪拌します。1回の入浴で使用するバスソルトの量は30~50gくらいとします。敏感肌の人は塩による刺激を感じるかも知れませんので、バスに入れる量を少なめにしてください。
アロマソルトを体にマッサージする方法もあります。体調がよく、体に傷などないときマッサージしてみるのも効果的です。アロマバスソルトを楽しんだ残り湯は、精油成分が残っているので、洗濯用としては使用してはいけません。
用意するもの
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・岩塩 300g
・お好みの精油 10~20滴(下記からどれか一つを使用)
(発汗を促しシェイプアップ:ジュニパー)
(殺菌効果で風邪の予防:ティートリー)
(疲れを癒し安眠を誘う:ラベンダー)
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作り方
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・容器に減塩を入れ精油を垂らす。
・スプーンで満遍なくかき混ぜる。
・密閉容器で保存する。(作りおき可能)
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アロマシャンプー &アロマリンス
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精油を配合したアロマシャンプーやアロマリンスを使用すると、艶やかな神を保つことができます。シャンプーには、市販の無香料シャンプーに精油を垂らして作ります。また、リンスはアップルビネガーと精油とで作ります。
用意するもの
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・無香料シャンプー 30ml
・保管用ガラス瓶
・お好みの精油 5~10滴(下記からどれか一つを使用)
(フケ・抜け毛防止:タイム)
(頭皮を清潔に健康髪:ローズマリー)
(頭皮を強く髪にコシ:イランイラン)
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作り方
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・無香料シャンプーに精油を垂らし、ボトルに入れてよく振り混ぜる。
・ボトルにラベルを貼る。(年月日、減塩名、精油名など記入)
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用意するもの
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・アップルビネガー 30ml
・保管用ガラス瓶
・お好みの精油 5~10滴(下記からどれか一つを使用)
(フケ・抜け毛防止:タイム)
(頭皮を清潔に健康髪:ローズマリー)
(頭皮を強く髪にコシ:イランイラン)
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作り方
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・アップルビネガーに精油を垂らし、ボトルに入れてよく振り混ぜる。
・ボトルにラベルを貼る。(年月日、減塩名、精油名など記入)
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アロマリップクリーム &アロマグロス
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女性の美しさを演出し楽しむには、口紅と口紅の上に重ねて質感を出すグロスの二つ。自分好みの精油を使った手作りの口紅とグロスがあれば、心が和み弾みます。
用意するもの
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・湯せん鍋
・耐熱容器
・リップクリーム容器
・蜜蝋 3g
・キャリアオイル 小さじ1
・天然酸化防止剤 1滴
・お好みの精油 1~2滴(下記からどれか一つを使用)
(スッキリした香り:ペパーミント)
(唇の荒れ防止:ネロリ)
(フレッシュフルーツの香り:グレープフルーツ)
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作り方
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・湯せん鍋でお湯を沸かす。
・耐熱容器に、蜜蝋、キャリアオイル、天然酸化防止剤を入れる。
・耐熱容器を湯せんに入れて、全部の材料を溶かす。
・精油を加えかき混ぜる。
・リップクリーム容器に素早く移し、固まれば完成。
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用意するもの
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・湯せん鍋
・耐熱容器
・グロス容器
・天然酸化防止剤 1滴
・シアバター 大匙1
・食紅(赤、黄色など好みの色)
・お好みの精油 1~2滴(下記からどれか一つを使用)
(スッキリした香り:ペパーミント)
(唇の荒れ防止:ネロリ)
(フレッシュフルーツの香り:グレープフルーツ)
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作り方
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・湯せん鍋でお湯を沸かす。
・耐熱容器に、シアバターを入れる。
・耐熱容器を湯せんに入れて材料を溶かす。
・水で溶いた食紅を入れ、混ぜながら好みの色合いにする。
・精油を加えかき混ぜる。
・グロス容器に素早く移し、固まれば完成。
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アロマ香水 アロマオートトワレ アロマオーデコロン |
普通、香水とは精油を無水エタノールで割ったものです。このとき、精油の濃度によって、香水、オートトワレ、オーデコロンと呼び名が変わります。精油濃度が15~30%のものは香水で、つけると5~7時間の持続時間があります。オートトワレは5~10%で3時間くらいの持続時間、オーデコロンは2~5%で1~2時間の持続時間があります。
用意するもの
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・無水エタノール 5ml
・ビーカー
・竹串
・遮光ビン
・お好みの精油 香水用:30滴、オートトワレ用:10滴、オーデコロン用:5滴
(女性らしさ強調:ローズ)
(華やかな香りと気品:ジャスミン)
(オリエンタルな女性を演出:パチュリー)
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作り方
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・ビーカーに無水エタノールを入れる。
・精油を必要量加え、竹串でかき混ぜる。
・遮光ビンに移して保管する。
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