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健康食品

〔あらめ〕

藻類とは 海苔・のり 昆布 ワカメ
テングサ ひじき もずく あらめ
フコイダン 寒天

あらめの写真 
(出典:「おいしい暮らし~maru家のなちゅらる&べじふるキッチン~」) 
 あらめは寿命4~5年の多年草の海藻で昆布の仲間です。水深2~3mの岩礁上に密集した群落を形成して育ちます。

 あらめの群落は、アワビなどの貝類など無脊椎動物や魚類の生育場所となり、更に餌として重要な海藻です。

 食品としてのあらめは、海水で渋を抜いた後、茹で上げ、乾燥させてつくります。

 あらめは、しばらく水に浸してふやかし、味噌汁の具として使用したり、佃煮として食します。カルシウムやヨウ素、食物繊維などが摂取できます。

 あらめは昆布に比べると柔らかい食感を持ち、関西地方などでは古くから煮物として食べられてきました。

 乾燥あらめを水で戻し、野菜とあらめを普通の煮物として味付けするだけで食べられます。また、素揚げ、酢和えなどでも食べられます。


 あらめの主な栄養成分として、カルシウムは牛乳の12倍、β-カロテンはトマトの7倍、食物繊維はゴボウの6倍、たんぱく質は豆腐の11倍も含まれています。

 あらめは、食糧になるばかりでなく、薬品の原料や肥料などにも利用されています。日本におけるあらめの生産地は主に本州の太平洋沿岸中部にあります。