ビオチンは、ビタミンB7、ビタミンHとも呼ばれ、パントテン酸と共に酵素を作り、糖質と脂質から、エネルギーを取り出す作用をします。 また、蛋白質の代謝や脂肪酸、コレステロールの代謝にも作用します。 ビオチンを多く含む食品は、レバー・イワシ・ピーナッツ・卵・クルミ・きな粉などです。 ビオチンは腸内細菌によっても合成されます。
ビオチンが欠乏すると、白髪や抜け毛、食欲不振、脂漏性皮膚炎などになります。また、生卵中の卵白にはアンチビタミンがあり、胃や腸でのビオチンの吸収を阻害します。