ビタミンKは、血液凝固因子の合成に作用する脂溶性ビタミンで、緑黄色野菜に含まれる「K1」と、納豆などの微生物により作られる「K2」とがあります。 ビタミンK2は体内の腸内細菌からも作られます。 ビタミンKを多く含む食品は、納豆・緑黄色野菜・おかひじきなどです。
ビタミンKは、骨からカルシウムが溶出するのを防ぐ働きがあり、欠乏すると血液凝固時間がのびたり、骨粗鬆症になる惧れがあります。しかし、ビタミンKは、緑黄色野菜に豊富に含まれ、腸内細菌からも作られるので通常の食事を摂っていれば欠乏の心配はまずありません。