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〔粟(あわ)〕

穀物類とは 小麦 大麦
蕎麦(そば) ライ麦 燕麦 トウモロコシ
粟(あわ) 黍(きび) 古代米
大麦若葉エキス 雑穀米 五穀米 十二穀米
十六穀米 玄米 発芽玄米 胚芽米
米糠(こめぬか) 小麦胚芽

粟の写真 
(出典:Wikipedia) 
 粟(あわ)は、草丈1.5mほどのイネ科エノコログサ属の多年草で、米、麦、黍(きび)、豆に並んで五穀の中のひとつです。5~6月に種をまき、9下旬~10中旬ごろ収穫となります。

 日本での粟の主な産地は、岐阜県、長野県、岩手県などで、寒冷地の春粟と温暖地の夏粟とがあります。

 粟には、穀粒の色分けがあり、橙・黄・赤・灰・黒・白があります。

 粟は、米、麦、粟(あわ)、黍(きび)、および豆など、五穀と呼ばれる穀物のひとつとなっています。

 粟には、糖質のほかに若干のたんぱく質やビタミンB類、ミネラルなどが含まれていますが、それほど栄養豊富ではありません。

 粟は、低カロリーであり、健康食品のひとつとして注目され、雑穀米、五穀米、十二穀米、十六穀米などの重要な混ぜもの成分として使われます。


原産地・歴史 ◆〔粟(あわ)〕の原産地や歴史をご説明します。。
粟(あわ)の原産地・歴史

 粟(あわ)は、インド原産の穀物です。中国の青海省民和県にある喇家遺跡では、紀元前2000年以上も前の粟で作った麺類が見つかっていて、世界最古の麺とされています。粟は「粱(あわ)」という文字を当てることもあります。

 日本では、米よりも早い時点で栽培が始まり、縄文時代の遺跡からも発掘されています。また、天皇家に伝わる「新嘗祭(にいなめさい)」の供物としても「アワ」が用いられ、養老律令や清良記などにもアワの記述があります。

 粟はいわゆる五穀と呼ばれる穀物のひとつです。五穀とは、米、麦、粟(あわ)、黍(きび)、および豆を指しています。

 粟は淡い黄色をしていますが、色が淡いことから、「淡い」→ 「あわい」 → 「あわ」との説があります。比較的、味がパサパサしていて「あわあわ」していることからとの説もあります。

 戦前には、粟だけを炊いて食べたり、粥にして食べたり、粟おこしとして食べる程度です。現在では、健康食品のひとつとして、米と混ぜて炊いたり、雑穀米、五穀米、十二穀米、十六穀米などとして食べることがあります。家畜、家禽、ペットの飼料としての用途もあります。


主な栄養成分 ◆〔粟(あわ)〕の主な栄養成分についてご説明します。
粟(あわ)の主な栄養成分

 粟の主な栄養成分は、70%の糖質、10%の蛋白質の他、ビタミンB群、鉄、その他のミネラルや食物繊維などです。


主な効能・効用 ◆〔粟(あわ)〕の主な効用・効能についてご説明します。
粟(あわ)の主な効用・効能

 腎臓の働きをよくし、脾臓や胃の熱を取り去る働きがあるとされます。また、低カロリーであり、健康食品のひとつとして注目されています。


風作用・注意点 ◆〔粟(あわ)〕の副作用や注意点についてご説明します。
粟(あわ)の副作用や注意点

 粟(粟)アレルギーはあまり報告されていません。小麦アレルギーのある人などでは粟でも症状がでるかも知れませんので念のため確認は必要です。


料理のコツ ◆〔粟(あわ)〕の料理のコツをご説明します。
粟(あわ)の料理のコツ

 粟をお米と混ぜて炊くときは、米9割、粟1割くらいにしないと美味しくないです。パンにするときは、メリケン粉7割、粟3割くらいでよく膨らみ綺麗にできあがります。

 麺類にするときは、うどん粉と粟と半々くらいにします。天ぷらのころもにも多少入れることができます。