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〔木通(あけび)〕

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アケビの写真  
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」) 
 木通(アケビ)は、アケビ科の蔓性落葉低木の一種、あるいはアケビ属に属する植物の総称です。

 茎は蔓になって他の樹木などに巻きつき、古くなると木質化します。

 4~5月に花が咲き、9~10月に熟して淡い紫色の果実が実ります。

 成熟した果実は心皮の合着線で裂開し、甘い胎座とそこに埋もれた多数の黒い種子を裸出します。アケビは昔から山遊びする子供達のおやつとして親しまれてきました。


 アケビには、炭水化物やたんぱく質、脂質、食物繊維のほかに、豊富なビタミンCをはじめとするビタミン類が含まれています。更に、豊富なカリウムやカルシウム、マグネシウム、リンなど多くのミネラル類も含まれています。

 漢方薬の分野では、アケビの蔓の部分を輪切りにして天火乾燥したものを「木通(もくつう)」といい、生薬として使われます。これには、利尿作用、抗炎症作用などの効能があります。
 漢方薬の「竜胆瀉肝湯」や「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」などに使われます。

 尚、中国では、アケビとは全く別の植物から作られる「関木通(かんもくつう)」というものがあって、これを「木通」と呼んで販売していますが、これには、危険な成分が含まれ、強い副作用がありますので、中国からいわゆる「木通」を輸入するのは危険です。(日本薬局方の「木通」は安全です。)

原産地・歴史 ◆〔木通(あけび)〕の原産地や歴史をご説明します。。
木通(あけび)の原産地・歴史  日本に自生する木通(あけび)には、「アケビ」「ミツバアケビ」という原種と「ゴヨウアケビ」というひとつの雑種があり、いずれも東アジアが原産地です。

 アケビとミツバアケビは、いずれも掌状の葉をつける蔓性の落葉木ですが、葉の違いで区別できます。ゴヨウアケビはアケビとミツバアケビの雑種と考えられています。

 現在、日本国内で栽培されるアケビのほとんどは山形県産で地域の特産物となっていて、全国生産量の150トンの大半を占めています。その他のアケビ産地は、山梨、長野、愛媛、埼玉などです。

アケビという植物  アケビのことを「木通」と書きますが、これは蔓を切断して吸ったり吹いたりすると空気が通るからとされています。また、「アケビ」という名称は「開け実」に由来するという説があります。

 アケビは蔓性の植物で、紫色の果実をつけ熟すとパカッと割れて果実の中の白い部分が見えます。この白い部分は完全に熟すと半透明となって美味しくなります。白い部分には無数の黒い種があるとですが、白い部分をそのまま口にいれてモゴモゴと食べて、黒い種だけをブワーッという風に外に吐き出します。


主な栄養成分 ◆〔木通(あけび)〕の主な栄養成分についてご説明します。
木通(あけび)の主な栄養成分  アケビの薬用となる部分は、蔓の部分で、蔓を輪切りにして天火乾燥したものが漢方での「木通(もくつう)」と呼ばれる生薬となります。有効成分としてアケビンやサポニン、カリウム、ビタミンCなどを含んでいます。

木通(あけび)の栄養成分(アケビ100g当たり)
熱量 82kcal
たんぱく質 0.5g
脂質 0.1g
炭水化物 22g
ビタミン類 ビタミンB1 0.07mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンB6 0.08mg
ビタミンB12 0μg
ビタミンC 65mg
ビタミンD 0μg
ビタミンE 0.2mg
ビタミンK 0μg
ナイアシン 0.3mg
パントテン酸 0.29mg
葉酸 30μg
ミネラル類 カリウム 95mg
カルシウム 11mg
マグネシウム 14mg
リン 22mg
マンガン 0.15mg
カルシウム 11mg
0.3mg
0.09mg
亜鉛 0.1mg
食物繊維 1.1g


主な効能・効用 ◆〔木通(あけび)〕の主な効用・効能についてご説明します。
木通(あけび)の主な効用・効能  アケビの蔓を輪切りにして天火乾燥して作る生薬の「木通(もくつう)」には、体のむくみをとる利尿作用や抗炎症作用があるとされ、腎臓炎や脚気、脳卒中の予防効果もあるとされます。生薬の木通は「竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」などの漢方方剤に使われています。


風作用・注意点 ◆〔木通(あけび)〕の副作用や注意点についてご説明します。
木通(あけび)の副作用や注意点  木通(もくつう)とは異なる「関木通(かんもくつう)」というものがあります。これはアケビ類とは全く別のウマノスズクサ属の蔓を輪切りにして天日乾燥して作られるものですが、中国ではこれを「木通」と呼んでいます。

 この関木通にはアリストロキア酸という成分を含有していて、腎不全を引き起こすことが知られています。中国から「木通(もくつう)」を購入する場合には非常に危険ですから、十分注意してください。日本薬局方の「木通」は大丈夫です。

 中国では、「木通」という言葉が「蔓を切断したものに息を吹くと空気が通り抜けられる」という意味から、このような紛らわしい事態となっているようです。


料理のコツ ◆〔木通(あけび)〕の料理のコツをご説明します。
木通(あけび)の料理のコツ  アケビは、熟した果実の果肉はそのまま生食されますが、砂糖菓子用として用いることもあります。この場合には果実を水にさらして水煮します。

果皮は、ほろ苦い味がしますが、茹でたアケビの生皮にご飯を詰めて押し寿司にしたり、内部に挽肉を詰めて油で揚げたり、小さく刻んで味噌炒めにして食べられます。

 東北地方では、アケビの新芽は「木の芽」と呼ばれ、おしたしや和え物、汁物の具などの山菜として利用してきたそうです。シャキシャキした食感とほろ苦い味が魅力になっているとか。

 また、秋田県では、江戸時代から明治時代にかけては、アケビの種を搾って油をとり珍重されていということです。最近、復活したのと話もあります。


健康食品・サプリメント ◆〔木通(あけび)〕の市販健康食品・サプリメントはありますか?
市販木通(あけび)・サプリメントの例  木通(あけび)を含有する健康食品・サプリメントは、楽彩都(らくさいと)などから販売されています。これらのご利用に関しては、販売会社のご説明だけでなく、上記の内容もよく理解して下さるとよいと思われます。

木通(あけび)サプリメント例
楽彩都(らくさいと) ナチュリムDD