〔梅(うめ)〕 |
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梅(ウメ)は、バラ科サクラ属の落葉高木で杏の近縁種です。梅の品種は300種以上もあるとされ、大きくは「野梅系」「紅梅系」「豊後系」の3系統があります。 野梅系の梅の果実は小粒ですが、梅は杏と容易に交雑するので、改良型の豊後系の梅では果実は大きくなり、食用に利用されます。 |
梅は、花を観賞用とするほか、果実を梅干や梅酒、梅のジャムなどの食用として利用しますが、梅の果実そのものは完熟しても甘味を生じることはありません。 梅の重量の9割以上は水分ですが、それ以外にも炭水化物やたんぱく質、脂質などがあります。また、β-カロチンやビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2などのビタミン類が豊富です。 カルシウムやカリウムなどのミネラルやクエン酸やリンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸類も含まれています。 梅の大部分は梅干しとして食されますが、消化吸収増加効果、疲労回復効果、解熱作用、抗菌・防腐作用などがあります。 |
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