〔団栗(どんぐり)〕 |
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団栗(どんぐり)は、ブナ科のクヌギやカシ、ナラ、カシワなどの植物の果実の総称です。 狭い意味での団栗はクヌギの果実を指しています。 どんぐりの実(種子)の内部の大部分を占める子葉はでん粉質が豊富で、リスなどの小動物の食料や、日本での古典的な玩具であるコマなどの材料に使われます。 |
団栗の「団」の字には「丸い」という意味があり、団栗は「丸い栗」という意味合いになります。 どんぐりのできる樹木の種類は非常に多いのですが、その果実の形状には、球形以外にも広楕円形、卵状楕円形、楕円形、長楕円形などがあります。 どんぐりの主要栄養成分は、糖質ですが、若干のたんぱく質や脂質なども含まれます。特徴的成分として多量のタンニンが含まれるために、このアク抜きをしない限り、食べることはできません。アク抜きの方法はどんぐりの種類ごとに異なります。 どんぐりに含まれるアコニック酸は、体内の重金属などの重金属を排泄するデトックス効果があるともいわれます。 |
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