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〔柿(かき)〕

落葉性果樹類とは 木苺属(きいちごぞく)とは
林檎(りんご) 梨(なし) 柿(かき) キウイフルーツ
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イチョウ葉エキス 梅肉エキス

柿 
(出典:Wikipedia the free encyclopedia) 
 柿はカキノキ科の落葉樹で、原産地は日本とされていますが、現在では、世界各地の温暖地域や寒冷地で果樹として栽培されています。

 柿は、雌雄同株で5月ごろに白黄色の地味な花をつけ、秋に橙色に熟します。

 柿の品種数は非常に多く1000種以上もあるとされています。

 柿の実は食用となりますが、大きくは「渋柿」と「甘柿」とに分かれます。不完全な甘柿というのもあります。

 柿の幹は家具材料として使われ、葉はお茶に加工されて使われます。未熟な果実はタンニンを多く含み、柿の渋は防腐剤となります。

 柿には、完全甘柿、不完全甘柿、渋柿の三つの分類がありますが、それぞれに非常に多くの種類があります。完全甘柿は、果実をそのまま美味しく食べられますが、不完全甘柿や渋柿はそのままでは食べられません。



 渋柿は、皮を剥いて干し柿にすれば、とても甘くなり、美味しく食べられます。特に、大き目な渋柿から作られる干し柿は絶品です。

 柿の葉には、ビタミンCやビタミンB類、ビタミンKが含まれ、柿の葉でつくる柿の葉茶は血管を丈夫にする働きや止血作用があるとされています。
 俗説では、柿には二日酔いになりにくい効果があるとか、高血圧や脳卒中、発熱性疾患などの予防効果などもあるとされています。

原産地・歴史 ◆〔柿(かき)〕の原産地や歴史をご説明します。
柿(かき)の原産地・歴史

 柿の原産地は日本とされ、16世紀にポルトガル人によってヨーロッパに渡り、その後アメリカ大陸にも伝わりました。今では「KAKI」の名で世界中で通用しています。柿には甘柿と渋柿があり、その中間の不完全な甘柿があります。

柿の種類と代表的品種
完全甘柿  国内で栽培される主な完全甘柿には、富有、次郎、太秋、愛秋豊、御所、伊豆、早秋、貴秋、晩御所、花御所、天神御所などがあります。

不完全甘柿  主な不完全甘柿には、禅寺丸、筆柿、西村早生、黒柿などがあります。

渋柿  主な渋柿には、甲州百目、蜂屋、富士、平核無、刀根早生、西条柿、市田柿、四つ溝、会津身知らず、堂上蜂屋柿などがあります。



主な栄養成分 ◆〔柿(かき)〕の主な栄養成分についてご説明します。
柿(かき)の主な栄養成分

 柿の栄養成分にはビタミンCが豊富に含まれています。また、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、カロチンなども含まれていますが、特徴的なのは柿の渋味成分として多く含まれるタンニンです。

 柿の糖質は、4%のブドウ糖、2~3%の果糖、8~9%の蔗糖ですが、軟熟果や干柿では、蔗糖はほとんど分解されてブドウ糖と果糖になっています。


主な効能・効用 ◆〔柿(かき)〕の主な効用・効能についてご説明します。
柿(かき)の主な効用・効能

 柿の実に含まれる果糖は、アルコールの酔いを早く醒まします。柿などの果物を食べながらアルコールを飲むと悪酔いしなくなります。

 柿の葉にもビタミンCやビタミンK、ビタミンB類が豊富に含まれていて、柿の葉でつくるお茶は、血管を強化する作用や止血作用があります。

 総合的に、柿の効用は、高血圧・脳卒中・二日酔い・むくみ・腹水・発熱性疾患などの予防や症状緩和などです。花粉症予防にも効果があるとの説もあります。

 柿の葉には殺菌効果もあるので、押し寿司や和菓子の添え物に使われることもあります。柔らかい初春の若葉は天ぷらにして食べることもできます。


風作用・注意点 ◆〔柿(かき)〕の副作用や注意点についてご説明します。
柿(かき)の副作用や注意点


料理のコツ ◆〔柿(かき)〕の料理のコツをご説明します。
柿(かき)の料理のコツ

 甘柿の果肉では、渋味成分のタンニンが不溶性となっているのでそのまま生食できますが、不完全な甘柿や渋柿では、タンニンが水溶性となっていて強い渋味のため生食はできません。

 渋柿は、タンニンを不溶性タンニンにする渋抜き加工をすれば美味しくなります。また、渋柿でも熟した柿では果肉が柔らかくなり渋味もなくなるので食べることができます。

 渋柿の食べ方では、焼酎などのアルコールや湯に浸して渋を抜いた「さわし柿」が一般的です。また、皮を剥いて干し柿にすれば保存性のよい干し柿ができます。

 柿の食べ方には、甘柿の生食や渋抜き柿、干し柿の他にも次のような加工法があります。

 ・ジャム
 ・お菓子
 ・羊羹(ようかん)
 ・チョコレート菓子
 ・ゼリー
 ・ソフトクリーム
 ・酢
 ・ワイン
 ・カレー