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健康食品

〔ブラックベリー〕

落葉性果樹類とは 木苺属(きいちごぞく)とは
林檎(りんご) 梨(なし) 柿(かき) キウイフルーツ
花梨(かりん) 杏(あんず) 梅(うめ) 桜桃(さくらんぼ)
桃(もも) 李(すもも) プルーン 栗(くり)
胡桃(くるみ) 銀杏(ぎんなん) 団栗(どんぐり) 葡萄(ぶどう)
石榴(ざくろ) 棗(なつめ) ブルーベリー ブラックベリー
グミ 木通(あけび) 無花果(いちじく) エゾウコギ
イチョウ葉エキス 梅肉エキス

ブラックベリーの写真 
(出典:Wikipedia the free encyclopedia) 
 ブラックベリーは、バラ科キイチゴ属の一群の種やその果実をいいます。ブラックベリー種を包んだ小さな粒が沢山集まって一つの実を形作っています。

 ブラックベリーはアメリカ中部原産で、落葉半つるの植物で、5月下旬頃開花し、7月から8月上旬に結実します。

 ブラックベリーは、実の部分だけを綺麗に取ることができず、芯の部分も同時に取れてしまうので、渋みや苦みがあります。

 このため、ブラックベリーの果実は生まで食べることもできますが、渋みや苦み、酸味が強いので、砂糖を加えてジャムなどに加工して食べることが多いです。



 一見、黒々とした実で分かる通り、ブラックベリーには、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれています。

 更に、ペクチンを主体にした食物繊維も豊富に含まれたいます。
 ポリフェノールは、紫色のブドウなどに豊富に含まれる成分ですが、高度な抗酸化作用をもっているので、成人病予防に効果があり、老化防止も期待できます。

原産地・歴史 ◆〔ブラックベリー〕の原産地や歴史をご説明します。
ブラックベリーの原産地・歴史

 ブラックベリーはアメリカ原住民が数千年にわたり野生種を食していました。また、ヨーロッパでも古代ギリシャ時代に野生種を食べていたとされています。

 アメリカでは1930年代初期にアメリカ農務省などで育種が始まり品種改良が行われ、多くの品種はこの流れにより作られた品種です。日本には、明治初期北海道開拓使によって導入されました。

 アメリカのブラックベリーはかつてはデューベリーと呼ばれる蔓性の品種でしたが、現在では、面倒な支柱やトレリスを必要としない半直立性や直立性の品種が主体となっています。


主な栄養成分 ◆〔ブラックベリー〕の主な栄養成分についてご説明します。
ブラックベリーの主な栄養成分

 ブラックベリーに含まれるアントシアニンは、ブルーベリーの場合より多いとされています。アントシアニンは抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。

 ブラックベリーは風味もよく、ビタミンやエラグ酸の含有量も多いです。


主な効能・効用 ◆〔ブラックベリー〕の主な効用・効能についてご説明します。
ブラックベリーの主な効用・効能

 ブラックベリーのアントシアニンはブルーベリーよりも豊富なほどなので、抗酸化作用により視力回復など目の健康によいとされています。

 ブラックベリーに含まれるエラグさ酸もまた抗酸化作用が強く活性酸素の除去に役立ちます。化粧品への使用を認可されている物質で、お肌にシミを作るメラニン色素を作る酵素を抑制する働きがあり、美白効果があります。エラグ酸は、健康と美容の両方に効果のある栄養成分です。


風作用・注意点 ◆〔ブラックベリー〕の副作用や注意点についてご説明します。
ブラックベリーの副作用や注意点


料理のコツ ◆〔ブラックベリー〕の料理のコツをご説明します。
ブラックベリーの料理のコツ

 ブラックベリーは栄養的にも優れているので、果実をそのまま生食すればよいのですが、ちょっと酸味があるのでジャムにして食べたり、ジュースにして飲むこともできます。