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〔グミ〕

落葉性果樹類とは 木苺属(きいちごぞく)とは
林檎(りんご) 梨(なし) 柿(かき) キウイフルーツ
花梨(かりん) 杏(あんず) 梅(うめ) 桜桃(さくらんぼ)
桃(もも) 李(すもも) プルーン 栗(くり)
胡桃(くるみ) 銀杏(ぎんなん) 団栗(どんぐり) 葡萄(ぶどう)
石榴(ざくろ) 棗(なつめ) ブルーベリー ブラックベリー
グミ 木通(あけび) 無花果(いちじく) エゾウコギ
イチョウ葉エキス 梅肉エキス

グミの写真 
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」) 
 グミはグミ科グミ属の植物の総称で、常緑あるいは落葉性の低木でつる性のものもあります。「茱萸」や「胡頽子」とも書かれます。

 常緑性の種類は耐寒性は弱いですが耐陰性があります。落葉性のものは耐寒性が強いです。

 グミの木の葉は互生し、茎にはトゲがあり、葉や茎には毛が多くあります。挿し木、取り木、接ぎ木などで簡単に増やせます。

 グミという言葉は大和言葉であり、その果実は食用となりますが、お菓子のグミとは全く無関係です。



 グミに含まれる栄養成分には、大部分の水分以外では、炭水化物、たんぱく質、脂質が含まれています。また、かなりの量の食物繊維、多くの種類のビタミン類、ミネラル類が含まれています。

 ビタミンの中でもビタミンEは、フルーツ類では最も含有量が多く、活性酸素を抑制する抗酸化作用が強い成分です。

 グミの真っ赤な色は、トマトに含まれる成分と同じリコピンの色であり、抗酸化作用が強い成分です。ビタミンの中のβカロテンもまた抗酸化作用が強い成分です。
 このように、グミには抗酸化作用を発揮する多くの成分が含まれるために、体内での不飽和脂肪酸の酸化を防止し、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防に効果を発揮すると期待されます。

 リコピンは、活性酸素により引き起こされる目の障害を抑制したり、視覚機能を維持する大事な機能を果たしています。

 また、βカロテンにも、皮膚の粘膜細胞を若々しく保ち、免疫力を高める働きがあるなどで、グミはアンチエイジングに推奨される食品です。

原産地・歴史 ◆〔グミ〕の原産地や歴史をご説明します。
グミの原産地・歴史

 グミはユーラシアから東南アジアにかけて50~70ほどの種類があります。オーストラリアや北アメリカに固有な種類のグミもあります。

 日本のグミは、ナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、ツルグミなど十数種類があります。

 グミの果実は、サクランボのような楕円形で赤く熟し、渋味と酸味がありますが、かすかな甘味もあって食べることができます。グミの呼び名として「グイミ」や「ビービー」という方言もあります。

 グミの木の根には、フランキア属の放線菌が共生して空中窒素の固定を行うので、海岸などのやせた土地にも育ちます。


主な栄養成分 ◆〔グミ〕の主な栄養成分についてご説明します。
グミの主な栄養成分

 グミは、カルテノイドの一種であるリコピンを多く含みます。リコピンはトマトなどに含まれる赤色成分で、リコペンとも呼ばれます。また、グミの種類によってはタンニンも含むため、渋みが強いものがあります。


主な効能・効用 ◆〔グミ〕の主な効用・効能についてご説明します。
グミの主な効用・効能

 リコピンには、体内でビタミンAに変わることはありませんが、活性酸素除去作用が強くβ-カロテンの2倍もあります。がんの抑制作用や活性酸素が原因で起こる目の障害を抑制し、視覚機能を維持する作用があります。


風作用・注意点 ◆〔グミ〕の副作用や注意点についてご説明します。
グミの副作用や注意点


料理のコツ ◆〔グミ〕の料理のコツをご説明します。
グミの料理のコツ

 グミの実は、完熟しないと渋味が強く酸っぱいので生食には向かず、あまり好まれません。生食するには完熟が第一条件です。グミの実はグミジャムや果実酒として利用します。

 梅酒と同様にビンに入れて漬けておく果実酒や、レモンを加えたグミの果実酒は、赤くきれいな色で美味しいお酒となり長期間楽しめます。