〔棗(なつめ)〕 |
(出典:フリー百科事典「ウィキペディア」)
|
棗(なつめ)は、黒梅擬(くろうめもどき)科の落葉高木で「夏芽」とも書きます。 初夏に芽を出し、秋に赤い楕円形のナツメの実がなりますが、熟すと赤黒く乾燥してシワができます。 ナツメの果実は、そのまま食用としたり、乾燥させて干しなつめとして食べます。 |
また、お菓子の材料としたり、薬用として漢方薬にも用いられます。 棗(夏目)には、鉄分やカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル成分のほか、食物繊維も豊富に含まれています。 鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富なため、美容や健康によいほか、滋養強壮や精神安定作用、鎮痛、利尿効果などがあるとされています。 ナツメの果実を乾燥させたものは、甘みが強く、漢方の大棗(たいそう)として利用されます。また、不眠症の改善効果を持つ酸棗仁(さねぶとなつめ)というものもあります。 |
|
|