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健康食品

〔胡桃(くるみ)〕

落葉性果樹類とは 木苺属(きいちごぞく)とは
林檎(りんご) 梨(なし) 柿(かき) キウイフルーツ
花梨(かりん) 杏(あんず) 梅(うめ) 桜桃(さくらんぼ)
桃(もも) 李(すもも) プルーン 栗(くり)
胡桃(くるみ) 銀杏(ぎんなん) 団栗(どんぐり) 葡萄(ぶどう)
石榴(ざくろ) 棗(なつめ) ブルーベリー ブラックベリー
グミ 木通(あけび) 無花果(いちじく) エゾウコギ
イチョウ葉エキス 梅肉エキス

胡桃(くるみ)の写真 
(出典:Wikipedia the free encyclopedia) 
 胡桃(くるみ)は、クルミ科クルミ属の落葉性高木の総称で、樹高は8~20mほどになります。

 胡桃の核果の中身である仁がナッツと呼ばれ食用になります。胡桃の樹木は木材としてウォールナッツと呼ばれます。

 日本で食用とされる胡桃には、次の四種類があります。

 ・鬼胡桃(オニグルミ)
 ・姫胡桃(ヒメグルミ)
 ・樫胡桃(カシグルミ)
 ・信濃胡桃(シナノグルミ)

 日本で自生する胡桃の大半は鬼胡桃(オニグルミ)で、その核はとても硬くて中身の仁は取り出しにくい特徴があります。

 胡桃には、多くのたんぱく質や脂肪のほか、アルギニンやビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEなどの有用成分が含まれています。

 胡桃の脂肪分はリノール酸であり、コレステロール蓄積抑制効果があり、高血圧や動脈硬化、脳卒中、脳出血などの予防に役立ちます。



原産地・歴史 ◆〔胡桃(くるみ)〕の原産地や歴史をご説明します。
胡桃(くるみ)の原産地・歴史

 胡桃の原産地はヨーロッパ南西部からアジア西部とされ、北半球の温帯地域に広く分布しています。胡桃の木は樹高が8~20mほどに達します。

 胡桃の名称はその果実が、「クルクルと転がる実」という意味から名づけられたとされています。

 食用とされる胡桃には、いくつかの種類がありますが、日本で自生する胡桃の多くは鬼胡桃と呼ばれる品種で、核が硬く中身の仁は取り出しにくいものです。

 日本で市販される胡桃の多くは信濃胡桃で、主に長野県で栽培され、長野県東御市が生産量日本一です。

食用とされる胡桃の種類
鬼胡桃(オニグルミ)  日本に自生する胡桃の多くは鬼胡桃。核は硬く実は取り出しにくい。
姫胡桃(ヒメグルミ)  外見はオニグルミに類似しているが、オニグルミほどゴツゴツしていない。
樫胡桃(カシグルミ)  実は緑色で丸く、オニグルミより大粒。殻が薄くて手でも簡単に割れることから手打胡桃(てうちぐるみ)とも呼ばれる。
信濃胡桃(シナノグルミ)  主に長野県で栽培される胡桃で、ヒメグルミやオニグルミより大粒で食べられる部分も多い。


主な栄養成分 ◆〔胡桃(くるみ)〕の主な栄養成分についてご説明します。
胡桃(くるみ)の主な栄養成分

 胡桃には、良質のたんぱく質や脂肪が多く含まれますが、脂肪のうちの約60%はリノール酸です。また、アルギニンやビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEも含まれています。


主な効能・効用 ◆〔胡桃(くるみ)〕の主な効用・効能についてご説明します。
胡桃(くるみ)の主な効用・効能

 胡桃はナッツ類の中でもたいへん高い栄養価があるので、少量でも病後の回復などに最適です。

 胡桃の脂肪分のリノール酸は、コレステロールを取り除く作用があるので、常食すると、高血圧や動脈硬化、脳卒中、脳出血を予防します。

 ビタミンB1は、糖質の代謝をスムーズにし、疲労回復に効果があり、イライラを解消し集中力を養うなど滋養強壮にすぐれています。

 また、胡桃には、コレステロール解消、便秘予防、老化防止、ぜんそくの改善などの効果があるともいわれます。


風作用・注意点 ◆〔胡桃(くるみ)〕の副作用や注意点についてご説明します。
胡桃(くるみ)の副作用や注意点


料理のコツ ◆〔胡桃(くるみ)〕の料理のコツをご説明します。
胡桃(くるみ)の料理のコツ

 胡桃を滑らかになるまですり潰し、野菜といっしょに和えたり、炒めたりすると食べやすくなります。

 胡桃を使った料理などには次のようなものがあります。

 ・胡桃味噌(クルミみそ)
 ・胡桃おこわ(クルミおこわ)
 ・胡桃(クルミ)とブロッコリーの甘辛炒め

 胡桃料理とは別ですが、胡桃2個を手の中でもて遊ぶと、手のひらの神経を刺激し毛細管を強化したり、大脳に刺激を与えて呆け防止にもなります。