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〔マグネシウム〕

 マグネシウムの大部分は、リン酸マグネシウムの形で骨や歯の成分として存在し、その量は全体で30g程度の微量です。

 また、ごく微量ながら筋肉、脳、神経にも存在していします。細胞内のマグネシウムが不足すると骨組織から放出されます。

 マグネシウムが骨から放出されるとき、その5倍量のカルシウムも一緒に放出されます。


 細胞のイオン開口部から余分なカルシウムが細胞内に侵入すると、血管の筋肉などを収縮させ高血圧の原因ともなります。マグネシウムの投与で高血圧、動脈硬化、糖尿病などの予防になります。

 マグネシウムが欠乏すると、心悸亢進、神経興奮、虚血性心疾患などの障害が起こります。しかし、通常の食事をしていれば不足する心配はありません。マグネシウムは、医療分野では、酸化マグネシウムの形で胃薬として、あるいは軽い下剤として汎用されます。市販の総合ビタミン剤などにも含まれています。

 マグネシウムを多く含む食品は、魚肉類・バナナ・ほうれん草・ごま・大豆・ワカメ・昆布などです。

 ちょっと余談ですが、このような植物を育成するには、土と水が欠かせませんが、その他に、〔肥料の三要素〕と呼ばれる窒素、リン酸、カリの六つが不可欠です。これらにプラスして重要なのが、実はマグネシウムなんです。マグネシウムには次のような大切な働きがあります。

 ・光合成能力を高める。
 ・リン酸の吸収や運搬を助ける。
 ・たんぱく質やアミノ酸の合成酵素の働きを助ける。


栄養成分の体内存在場所 ◆〔マグネシウム〕は体内ではどこに、どのような形で存在するかご説明します。
マグネシウムの体内での存在場所


主な機能・効能・効用 ◆〔マグネシウム〕の主な機能・効用・効能についてご説明します。
マグネシウムの主な効用・効能

 マグネシウムの主な効用・効能には次のようなものがあります。

・血圧を維持する。
・歯を丈夫にする。
・体温を維持する。
・筋肉の働きをよくする。
・骨を丈夫にする。


栄養所要量 ◆〔マグネシウム〕の栄養所要量についてご説明します。
マグネシウムの栄養所要量

 厚生労働省発表の2010年版〔日本人の食事摂取基準〕で、多量ミネラルのひとつであるマグネシウムについての摂取基準は次のように規定されています。

・通常の食品から摂取する場合、耐容上限量は設定されていません。
・通常の食品以外からの摂取量の耐容上限量は、成人の場合350mg/日、小児では5mg/kg体重/日です。

マグネシウムの食事摂取基準〔mg/日〕
年齢(歳) 男性 女性
推定平均必要量 推奨量 目安量 耐容上限量 推定平均必要量 推奨量 目安量 耐容上限量
0~5月 - - 20 - - - 20 -
6~11月 - - 60 - - - 60 -
1~2 60 70 - - 60 70 - -
3~5 80 100 - - 80 100 - -
6~7 110 130 - - 110 130 - -
8~9 140 170 - - 140 160 - -
10~11 180 210 - - 170 210 - -
12~14 240 290 - - 230 280 - -
15~17 290 350 - - 250 300 - -
18~29 280 340 - - 230 270 - -
30~49 310 370 - - 240 290 - -
50~69 290 350 - - 240 290 - -
70以上 270 320 - - 220 260 - -
妊婦 付加量 +30 +40 - -
授乳婦 付加量 +0 +0 - -


欠乏症 ◆〔マグネシウム〕の欠乏症についてご説明します。
マグネシウムの欠乏症・過剰症


過剰症 ◆〔マグネシウム〕の過剰症についてご説明します。
マグネシウムの過剰症


食品・食材・サプリ ◆〔マグネシウム〕を多く含む食品や食材、サプリメントについてご説明します。
マグネシウムを含む食品・食材・サプリメント

 マグネシウムを多く含む食品、食材には次のようなものがあります。

・魚介類:イワシ丸干し、カツオ
・海藻類:刻み昆布、わかめ
・種実類:アーモンド、栗、ゴマ、胡桃
・豆類・豆製品:大豆、小豆、豆乳、納豆、きな粉、木綿豆腐