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〔ヨウ素〕

 ヨウ素は、体内に約20~30mgくらい存在し、全ヨウ素の三分の二は甲状腺の中にあり甲状腺ホルモンの原料となります。

 甲状腺ホルモンは、交感神経を刺激して蛋白質や脂質、糖質の代謝を促進するホルモンです。

 ヨウ素が欠乏すると、甲状腺腫や甲状腺機能低下症が起こり、肥満やエネルギーの欠乏、体がだるいなどの症状が出たり、子供の発育が悪くなりますが、通常の食事を摂っていれば不足する心配はありません。


 ヨウ素が欠乏すると、甲状腺腫や甲状腺機能低下症が起こり、肥満やエネルギーの欠乏、体がだるいなどの症状が出たり、子供の発育が悪くなりますが、通常の食事を摂っていれば不足する心配はありません。

 むしろ、明らかにヨウ素が欠乏していて甲状腺機能が低下している場合以外で、サプリメントなどにより余分にヨウ素を摂取することは推奨されません。

 ヨウ素を多く含む食品は、昆布(だし汁も含む)・ワカメ・イワシ・サバ・海苔・かつを・ぶり・寒天などです。

 甲状腺にはヨウ素が蓄積しやすい性質があるため、福島原子炉事故による放射能汚染されたヨウ素が蓄積して甲状腺がんになる危険性が高まり、大きな問題となっています。


栄養成分の体内存在場所 ◆〔ヨウ素〕は体内ではどこに、どのような形で存在するかご説明します。
ヨウ素の体内での存在場所


主な機能・効能・効用 ◆〔ヨウ素〕の主な機能・効用・効能についてご説明します。
ヨウ素の主な効用・効能

 ヨウ素の主な効用・効能には次のようなものがあります。

・甲状腺ホルモンを合成する。
・成長を促進する。
・エネルギーを産生する。


栄養所要量 ◆〔ヨウ素〕の栄養所要量についてご説明します。
ヨウ素の栄養所要量

 厚生労働省発表の2010年版〔日本人の食事摂取基準〕で、微量ミネラルのひとつであるヨウ素についての摂取基準は次のように規定されています。

ヨウ素の食事摂取基準〔μg/日〕
年齢(歳) 男性 女性
推定平均必要量 推奨量 目安量 耐容上限量 推定平均必要量 推奨量 目安量 耐容上限量
0~5月 - - 100 250 - - 100 250
6~11月 - - 130 250 - - 130 250
1~2 35 50 - 250 35 50 - 250
3~5 45 60 - 350 45 60 - 350
6~7 55 75 - 500 55 75 - 500
8~9 65 90 - 500 65 90 - 500
10~11 75 110 - 500 75 110 - 500
12~14 95 130 - 1300 95 130 - 1300
15~17 100 140 - 2100 100 140 - 2100
18~29 95 130 - 2200 95 130 - 2200
30~49 95 130 - 2200 95 130 - 2200
50~69 95 130 - 2200 95 130 - 2200
70以上 95 130 - 2200 95 130 - 2200
妊婦 付加量 +75 +110 - -
授乳婦 付加量 +100 +140 - -


欠乏症 ◆〔ヨウ素〕の欠乏症についてご説明します。
ヨウ素の欠乏症・過剰症


過剰症 ◆〔ヨウ素〕の過剰症についてご説明します。
ヨウ素の過剰症


食品・食材・サプリ ◆〔ヨウ素〕を多く含む食品や食材、サプリメントについてご説明します。
ヨウ素を含む食品・食材・サプリメント

 ヨウ素を多く含む食品、食材には次のようなものがあります。

・魚介類:イワシ、サバ、ブリ、カツオ
・海藻類:こんぶ、ワカメ、干しのり