〔クレソン〕

（出典：Wikipedia, the free encyclopedia）　

　クレソンはアブラナ科の多年草で、主に水中や湿地で生育します。クレソンの原産地はヨーロッパから中央アジア辺りで、日本では「和蘭芥子（おらんだがらし）」とか「水芥子（みずがらし）」などとも呼ばれます。

　クレソンの日本への伝来は明治時代以降で、日本に在留した外国人が野菜として持ち込んだのが最初とされています。外国人宣教師が各地に持って歩いて日本全国に分布が広がり、現在では各地の山間部や河川などで見ることができます。

クレソンは、胡麻和えや天ぷら、漬物、味噌汁の具、鍋物などの料理によく使用されます。　クレソンには他のアブラナ科の植物と同様にシニグリンと呼ばれる辛味成分が含まれ、抗菌作用があります。また、食欲増進効果もあります。

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