〔高菜〕

（出典：フリー百科事典「ウィキペディア」）　

　高菜は、アブラナ科の越年草でカラシナの変種とされて、近縁種に小松菜などがあります。別名で「江戸菜（えどな）」とも呼ばれています。

　高菜の原産地は不明ですが、日本への伝来は平安時代に中国経由で入ってきたと考えられていますが、現在では、西日本一帯で広く栽培されています。

　高菜の葉や茎は柔らかく、マスタードなどと同様なイソチオシアン酸アリルという辛味成分が含まれています。

高菜は主に、塩漬けにし乳酸発酵させた漬け物として食用されますが、中でも熊本県阿蘇地方での高菜漬は名物となっています。　最近では「新高菜漬」と呼ばれる乳酸発酵させない浅漬けも人気で、細かく刻んでご飯とともに食べられます。

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