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〔青汁〕

葉菜類とは 白菜 キャベツ メキャベツ レタス
小松菜 野沢菜 明日葉 ちんげん菜 モロヘイヤ
山東菜 からし菜 ケール クレソン ホウレンソウ
水菜 高菜 タアサイ みぶ菜 はなっこりー
ネギ タマネギ ニラ みつば 春菊
セリ セロリ パセリ サイシン ふき
青汁

 青汁とは、主に緑黄色野菜をすりつぶして絞った野菜の汁の総称です。原材料の種類や製法によっていろいろな種類に分けられます。

 いくつかの種類の緑黄色野菜を混ぜて作ることもありますが、最も代表的な青汁は、ケールを使った液体タイプの青汁です。

 青汁の基本は、絞りたての野菜汁をそのまま飲むということになりますが、市販される製品には、冷凍されたものや顆粒状、粉末状などいくつかの種類があります。


 青汁は、多くの豊富な栄養素を含んだ健康食品であり、健康や美容に確実な効果が期待されます。野菜に含まれる抗酸化作用のあるビタミン類による美肌効果や、食物繊維による便秘解消効果などが期待されます。

 青汁は、お世辞にも飲みやすくもなく美味しくもありませんし、薬でもありませんが、健康食品としての効能があり、風邪の予防、冷え性の解消、アレルギー症状の改善などの効果があるとされています。


原産地・歴史 ◆〔青汁〕の原産地や歴史をご説明します。。
青汁の原産地・歴史

 青汁は、多くの緑黄色野菜をすりつぶした野菜の絞り汁の総称です。使用される材料や、絞り汁をつくる製法、絞り汁の処理法などによりいくつかの種類に分類されます。

 最も一般的な青汁は、ケールを絞って作る青汁ですが、ケールに限らず、多くの栄養成分や食物繊維を豊富に含んでいるので、青汁を飲むだけで不足しがちな栄養分や食物繊維を簡単に摂取するする事ができます。

青汁用原料の育て方による分類

 青汁は、どの製法の青汁でも主要な栄養成分に違いはないのでですが、原料の種類や製法、製品の形状などにより、飲み口や味に違いがでてきます。

 青汁用の原料の育て方については「無農薬青汁」や「有機栽培青汁」などがあります。

青汁用原料の育て方による分類
無農薬青汁  農薬を使用しないで栽培された野菜からの青汁には、農薬を使用して栽培した野菜を原料とした青汁よりも、身体への農薬による害がないので安心感があります。

有機栽培青汁  有機栽培青汁とは、3年以上にわたり化学肥料を使用しない土壌で栽培される有機野菜を原料とする青汁です。有機栽培にこだわる方には価値のある青汁です。


遠赤外線でつくる青汁

 ケールをはじめ、緑黄色野菜の処理段階で、遠赤外線を使用して低温乾燥して作る青汁があり、これを「遠赤外線青汁」と呼ぶこともあります。生野菜の栄養素や風味、色、香りを損なわず粒状や顆粒に仕上げるので、アミノ酸をはじめ各種の栄養成分が多く含まれるようになります。また、味もまろやかになり、青汁が苦手な方でも飲みやすくなります。

仕上がり形状による分類

 青汁は、仕上がり形状によって分類することが多く「液体タイプの青汁」「粉末タイプの青汁」「フリーズドライタイプの青汁」「錠剤タイプの青汁」などの青汁があります。

青汁の仕上がり形状による分類
冷凍タイプの青汁  冷凍タイプの青汁は、最も一般的な液体青汁、あるいは液体青汁から水分を除き濃縮した濃縮青汁を急速冷凍したものです。

 液体青汁は、青汁本来の味なので飲みにくいですが、急速冷凍して製造されるので鮮度は抜群です。冷凍庫で保管しておき、飲むときに冷蔵庫で解凍してから飲みます。濃縮青汁は解凍後水分を加えてから飲みます。濃縮青汁の場合には冷凍庫の保管場所が少なくすむ利点があります。

粉末タイプの青汁  粉末タイプの青汁とは、顆粒タイプの青汁、あるいは乾燥タイプの青汁とも呼ばれ、青汁を乾燥させて作られます。

 粉末タイプの青汁も栄養成分などは普通の液体タイプの青汁と変わりはありませんが、長期間の保存ができる利点があります。味付けもいろいろあるので普通の青汁が苦手な人でも気楽に飲めます。

フリーズドライ青汁  フリーズドライ青汁は、青汁を急速冷凍させ、真空な釜の中で乾燥させて水分を除去して作る青汁です。この青汁は熱を加えて乾燥しないので、青汁に含まれるビタミン類などの栄養成分はそのまま含まれています。

 フリーズドライタイプの青汁は、お湯や水で戻して飲みます。粉末タイプの青汁同様、気楽に青汁を飲みたい方には最適な青汁です。

錠剤タイプの青汁  錠剤タイプの青汁は、青汁を凝固させて錠剤にした青汁で、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類がバランス良く含まれます。メーカーによっては、ビタミンやカルシウムなどの栄養素、他の植物エキスなどを加えたものも販売されています。

 錠剤タイプの青汁は、錠剤の薬のような感じなので、液体青汁のような飲みにくさがなくサプリメント感覚で飲める利点があります。

 錠剤タイプの青汁は、医薬ではないので他の医薬と併用しても問題ありませんが、液体青汁コップ1杯分を錠剤で摂取しようとすると、20~30錠は飲まなければなりません。錠剤タイプの青汁は手軽ではあるものの錠剤の数が多くなるのは欠点かも。


原料別の青汁の種類

 青汁は新鮮な緑黄色野菜を原料として作ります。緑の濃い野菜を無農薬で育成して原料とするのが普通です。青汁の原料とされる野菜には、ケール、明日葉、キャベツ、かぶの葉、小松菜、青じそ、大根の葉、水菜、ブロッコリー、緑茶、桑の葉、よもぎ、ゴーヤー、いぐさの葉などです。

 最近の青汁では、飲みやすさの改善のために、豆乳やレモン汁などを加えるものもあります。

原料別の青汁
ケールの青汁  ケールはもともとキャベツの原種といわれる野菜ですが、季節を問わず収穫でき、高い栄養価もあるなどで、青汁に適している緑黄色野菜です。

 ケールには、ビタミンやミネラル、植物繊維などが豊富です。ケールにも多くの種類があるので、栽培地などにより味わいは異なります。

 ケールには、ビタミンAやビタミンCが豊富なので、ケールの青汁は不足しがちな栄養素を補給して、体の免疫力を高めるのにも有効です。

明日葉の青汁  明日葉は、味や匂いに独特のクセがあるので、飲みやすい青汁にはなりませんが、栄養成分は豊富です。

 明日葉は、強い成長力を持ちカロチン、ビタミンB、ナトリウム、カリウムなどもバランスよく含まれています。がんにも効果がある野菜とされ、明日葉の青汁は生活習慣病を気になる人に適しています。

かぶの葉の青汁  かぶは普通の食材杜しては根を食べますが、かぶの葉には多くのカルシウムを含んでいるので、かぶの青汁はカルシウム補充に最適です。

キャベツの青汁  キャベツにはビタミンCやビタミンU(キャベジン)が豊富です。キャベツの青汁には、胃潰瘍を予防する作用があります。キャベツの青汁には、独特の匂いはありますが、飲みやすい青汁です。

小松菜の青汁  小松菜は、ホウレンソウ以上の鉄分を含む野菜で、β-カロテンやビタミンCも豊富です。カルシウムの含有量はケールに次いで多い野菜です。価格的にも安価という利点もあります。

青じその青汁  青じそは、値段が高いとう難点がある野菜ですが、緑黄色野菜の中で特に栄養価の高い野菜です。

 青紫蘇には、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラル類、ビタミン類、特にβ-カロテンが豊富です。また、α-リノレン酸も含まれています。

 鉄の吸収を助けるビタミンCも多いので、貧血予防に有効です。東洋医学で青じそは「蘇葉」と呼ばれ、整腸作用や免疫力向上など、生体の働きを整える食材とされています。α-リノレン酸は、アレルギー症状の緩和に役立ちます。カリウムは、尿や発汗を促し、水分代謝をよくする働きがあります。

大根の葉の青汁  大根の葉には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれます。味は強い辛味がありますので飲みにくさがありますが、蜂蜜やレモンを加えれば美味しく飲めます。また、緑茶や水、牛乳で薄めてもよいです。

水菜の青汁  水菜には、ホウレンソウより多くの鉄分を含有、牛乳より多くのカルシウムも含まれています。その他、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEも豊富です。青汁は飲みやすいです。

ブロッコリーの青汁  ブロッコリーには、ビタミンCやビタミンE、β-カロテンが豊富です。美容にも健康にもよいとされています。

大麦若葉の青汁  大麦若葉はイネ科の植物で、この青汁は特別なクセもなく飲みやすいです。大麦若葉には他の緑黄色野菜と比べてもビタミンやミネラル、様々な酵素などの栄養素がバランスよく含まれています。

 普段の野菜摂取が不足気味の方や便秘気味の方、食生活が不規則な方などには最適です。また、体に有害な活性酸素を無毒化する酵素も含まれているといわれています。

桑の葉の青汁  桑の葉は古来より乾燥して生薬として利用されてきました。各種のミネラル、特に鉄やカルシウムが豊富です。血糖値の上昇を抑える効果もあると言われています。

よもぎの青汁  よもぎ(もちぐさ)は古来より薬草として知られる植物で、餅に入れて草もちの原料にもなります。

 よもぎを煎じて飲むと便秘や冷え性、貧血に良く、傷口に塗ると止血効果があります。

ゴーヤーの青汁  ゴーヤーは、中国でも古くから薬用として用いられてきました。ゴーヤーにはビタミンCやカリウムが多く含まれるので一般にも健康野菜とされています。

 ゴーヤーには血糖値を下げる効果があるとされ、ゴーヤーの青汁は糖尿病や高血圧の方に最適な青汁です。

いぐさの青汁  いぐさは畳の原料となる植物ですが、古くから薬草として用いられてきた植物繊維などが豊富な植物です。

 薬草として利尿薬、消炎剤として用いられてきました。また、植物繊維が豊富で便秘によく、抗菌作用もあるので胃弱な人に向いています。

海藻・海草の青汁  海藻・海草の青汁は、普通の野菜の青汁とは異なり、海藻類を原料として作られる「海の青汁」です。海藻類の昆布やワカメ、モズクなどには、フコイダンをはじめビタミン類、ミネラル類、食物繊維が多く含まれています。

 そのままの海藻では、よく噛まないと栄養分が吸収されにくいので、この青汁では低分子加工などを加えて消化をよくしているものがあります。健康維持、生活習慣病予防、美容、ダイエットに効果が期待できます。


 青汁の中でも、単なる青汁ではなく、豆乳と混ぜたものやレモン汁を加えたものなどもあり、栄養分を強化したり、飲みやすくしています。

栄養分強化青汁
豆乳入り青汁  大麦若葉や明日葉、ケールなどの野菜に豆乳やオリゴ糖などを加えてつくる青汁で、特に健康を意識した青汁です。

 青汁本来のビタミンやミネラル、食物繊維などが摂取できるほか、大豆に含まれる良質なたんぱく質や大豆イソフラボン、レシチン、ビタミン類なども摂取できます。糖尿病や動脈硬化、更年期障害、美肌・美容、骨粗しょう症にと大きな効果が期待されます。

レモン青汁  レモン青汁は、青汁にレモン果汁を加えた青汁です。レモンの酸味が青汁の青臭さを消してくれて、爽やかで飲みやすくなります。

緑茶の青汁  緑茶の青汁は、緑黄色野菜の青汁と緑茶を混ぜた青汁です。ケールと緑茶を混ぜた青汁や大麦若葉と緑茶を混ぜたものなどがあります。

 抹茶に近い味となり大変飲みやすい上、ビタミン、ミネラル、カルシウム、食物繊維などが多く含まれているので、野菜不足の方の栄養補給や健康維持に最適です。



主な栄養成分 ◆〔青汁〕の主な栄養成分についてご説明します。
青汁の主な栄養成分

 基本的に青汁は緑黄色野菜の栄養分をそのまま含んでいます。原料となる植物の種類により含まれる栄養成分はことなりますが、青汁の主な栄養成分は、ビタミンA、ビタミンCなどのビタミン類、カルシウムなどのミネラル類、β-カロチン、葉緑素、食物繊維などです。


主な効能・効用 ◆〔青汁〕の主な効用・効能についてご説明します。
青汁の主な効用・効能

 青汁には緑黄色野菜の成分として、多くのビタミン類、ミネラル類、食物繊維などが豊富なので、不足する栄養素を補い体ののバランスを整えることで、病気や体質の改善などいろいろな効能が期待されます。

 青汁の原料により効果や効能には多少の違いもありますので、上記に示した各原料の青汁の説明をよく読んで、ご自分の体調に合わせて原料となる青汁を選ぶとよいでしょう。


風作用・注意点 ◆〔青汁〕の副作用や注意点についてご説明します。
青汁の副作用や注意点

 青汁は基本的には緑黄色野菜ですので飲んでも副作用はありません。しかし、青汁に含まれる栄養素でも過剰に摂取すればよくないものもありますから、むやみに過剰に飲むのはよくないです。

 自分の体調に合った青汁を適量、継続的に摂取することが重要です。


料理のコツ ◆〔青汁〕の料理のコツをご説明します。
青汁の料理のコツ

 青汁の料理というものはありません。


健康食品・サプリメント ◆〔青汁〕の市販健康食品・サプリメントはありますか?
市販青汁・サプリメントの例

 青汁を含有する健康食品・サプリメントは、キューサイ、やずや、アサヒ緑健、ファンケル、グリーンハウス、サントリー、田辺食品、キリンヤクルトネクストステージ、森下仁丹など非常に多くの企業から販売されています。これらのご利用に関しては、販売会社のご説明だけでなく、上記の内容もよく理解して下さるとよいと思われます。

青汁サプリメント例
キュウサイ ・はちみつ青汁
やずや ・養生青汁
アサヒ緑健 ・緑効青汁
ファンケル ・ファンケルの青汁
グリーンハウス ・レモンの青汁
サントリー ・極の青汁
田辺食品 ・乾燥青汁ピロサン
キリンヤクルトネクストステージ ・私の青汁
森下仁丹 ・国産有機緑茶青汁